国語言葉の意味

「虚無」はネガティブな言葉?本当の意味や使い方・類語・対義語をニヒリストのwebライターがわかりやすく解説!

「虚空」:なにもない空間

「空虚」の2文字を入れ替えた「虚空」は、なにも妨げのない空間を意味する仏教用語としても知られています。無限の智慧(知恵)と福徳(幸福)を与える「虚空蔵菩薩」は、古くは8世紀ごろに始まる長い信仰歴のある菩薩です。

「無常」:すべてのものはそのままであり続けないこと

慣れ親しんだものが変わっていくことに虚無感を覚えることを考えると、「無常」も「虚無」と感覚的に通じるところがあります。ちなみに「無常」も仏教用語です。

同じく仏教用語の「すべてのもの」を意味する「諸行」と組み合わさると、この世のすべては常に変化することを示す「諸行無常」という教えに。「諸行無常」は仏教の根本をなす3つの思想である、「三法印」の1つとされています。(三法印の残り2つは、すべてのものはつながり合っているとする「諸法無我」と、煩悩の消された悟りの境地を意味する「涅槃寂静」。)

「虚無」の対義語は?

言葉の意味の理解は、対義語を知ることでより深められます。「虚無」の対義語には、どんなものがあるでしょうか?

「充実」:満ち足りていること

必要なものが十分にある・中身がいっぱいに満ちていることを意味する「充実」は、「虚無」の対義語として真っ先に挙げられる言葉でしょう。

「創造」:なかったものを創り出すこと

オリジナリティのある、新しいものを産み出すというニュアンスの強い「創造」も、「虚無」の対岸にある言葉と言えます。

\次のページで「人生の活力に!「虚無」の哲学」を解説!/

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