国語言葉の意味

「鑑みる」の意味や使い方は?例文や類語を国文学部卒Webライターが解説!

2.「踏まえる」

「踏(ふ)まえる」とは、ある物事を判断や考えのよりどころにしたり、根拠とする。または、あれこれと思案する考え合わせるという意味です。

例えば、「これまでの反省を踏まえてより良い結果が出せるよう努める」や「調査結果を踏まえて、論文を執筆する」という使い方があります。これは、これまでの反省という比較するものがあって、その反省を考えによりどころとして良い結果が出せるよう努力することや、調査結果を根拠として考えの参考にし、論文を書くということです。

「踏まえる」には考えの根拠として、比較や参考にする対象があることが分かります。先例やお手本と照らし合わせて考える「鑑みる」と似ているといえるでしょう。

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なるほど!確かに「顧みる」や「踏まえる」も「考える」行為に至っている点で、「鑑みる」と意味が似ているが、「鑑みる」は、「照らし合わせて考える」というところが一番のポイントのようだ。

「顧みる」や「踏まえる」は少々堅い言い回しであるから、ビジネスシーンや、論文などで使用する機会が多いぞ。反対に、日常生活ではあまり使用する機会がなさそうだ。公的な場所で使用する機会が多い言葉ほど誤った使い方をしないよう、それぞれの意味をしっかり理解した上で、使い分けられることが大切だな。

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「鑑みる」の対義語は?

「鑑みる」には、はっきりとした対義語がないので、類義語で挙げた「顧みる」と「踏まえる」の後ろに「ない」という言葉を繋げて、「顧みない」「踏まえない」などを使用しましょう。

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「鑑みる」を使いこなそう

この記事では「鑑(かんが)みる」の意味・使い方・類義語などを説明しました。

「鑑みる」の類義語には、「顧みる」や「踏まえる」などがあり、「考える」という行為に至るという大きな意味は同じでも、それぞれの言葉をかみ砕いていくと、それぞれに違う性質があることが分かりました。「鑑みる」は先例や他のこと、お手本に「照らし合わせて考える」という意味があることを抑えましょう。

「鑑(かんが)みる」という言葉は、よく耳にする機会があっても、正しい意味をきちんと理解した上で使用している人は、実は少ないのではないでしょうか。これまで、「昨今の国内情勢を鑑みて」など「を」を用いて、「鑑みる」という言葉を使用していた人もいるかもしれません。「鑑みる」という言葉は、幅広い場面で使用できる言葉ですので、誤用しないよう、正しく使えるようにしましょう。

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