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【慣用句】「月が欠ける」の意味や使い方は?例文や類語をことばマニアライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「月が欠ける」について解説する。

端的に言えば「月が欠ける」の意味は「下弦の月」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

編集経験もあり、情報誌系のライターを10年経験のあるコトバアソビを呼んだ。一緒に「月が欠ける」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/コトバアソビ

最近の夜空を見上げたら月が欠けていたことに気が付き、最近は上を見上げることが無くなった自分に気が付いたライター。

情報マニアにて最近はフェイクニュースをいろいろと調べている。体内デトックス&ダイエット更新中。アロマ男子をTwitterにて広めているが完全に企画倒れで終わっている。

今回は「月が欠ける」について分かりやすく解説をする。

「月が欠ける」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「月が欠ける」の意味や語源・使い方をみていきましょう。

「月が欠ける」の意味は?

「月が欠ける」には、次のような意味があり、辞書にて「月」と「欠ける」に分けて調べています。

1.地球のまわりを回る天体で,太陽に次いで明るい天体である。その公転の周期はほぼ1ヵ月であるところから時間の単位としても使われ,また,この単位をもとにして,1年は12ヵ月に分けられている。
2.月の運動の周期性によって規定される時間の長さ。基準のとり方により,朔望(さくぼう)月,分点月,恒星月,近点月,交点月がある。暦では1年を12区分した暦月をいう。西洋の月名はローマに由来し,1,3,5,6月はローマの神の名,2月は贖罪の祭り,4月は不明だが一説に〈アフロディテ=ウェヌスの月〉からきたという。7,8月はユリウス・カエサル,アウグストゥスを記念して,後に挿入された。 現在の暦では月の日数は2月を除けば30日か31日であるが,いわゆる旧暦では小の月が29日,大の月は30日と決まっており,1年は12ヵ月または13ヵ月であった。

出典:世界大百科事典第2版(株式会社平凡社)「月」

1.かたい物の一部分が壊れてとれる。
2.そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。
3.あって当然のものが必要なだけない。足りない。不足する。
4.   なすべきことをしていない。おろそかになる。
5.   満月が次第に円形でなくなる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「欠ける」

「月が欠ける」とは満月の状態から新月の状態に移り行くことです。「月」の辞書での意味「地球の衛星」と「欠ける」の辞書での意味「次第に円形でなくなる」とをセットにする意味で、月が欠けると用います。慣用句の「月が欠ける」は、勢力が衰退をする意味です。「おわり」というニュアンスも持ちます。

月の満ち欠けには4つの意味があり、旧暦では月を基準に時刻を刻んでいたことから、月が欠ける時期にはものごとの準備などをするとよいとの一説がありますね。

またものごとにコツコツと取り組むと用いる(引用する)ケースもありますが、一般的には物理的な月の光の変化という意味だけです。月は満月から始まり、下弦の月から完全に月が欠けて新月になりますね。新月から上弦の月で月が満ちていき、また満月へと戻るサイクルを繰り返しています。理由として月は太陽光の反射をしていて、太陽光に照らされている部分のみが明るく映るからです。

満月は位置でいうと太陽と地球の先に月があるときで、新月は太陽と地球の間に月があるときですね。このため月が欠けるときには、月は太陽に近づいているように地球の周りを動いています。月が地球を周るのは、27日間で一回りです。したがって27日をかけて満月から下弦の月、新月、上弦の月と移り変わります。太陽と地球の間にて月が入り一直線上に並んだ現象を日食。逆に太陽と地球の延長線上に月が一直線に並び地球の影に月が隠れたときを月食といいます。

慣用句として用いる場合には、主に撤退をするなどという意味で使いますね。正確な定義とは若干の齟齬はありますが「月がかける」の派生した言葉として、用いてもよいでしょう。

「月が欠ける」の語源は?

次に「月が欠ける」の語源を確認しておきましょう。

本来「月」は、暦の基準で、今でいうカレンダーの役割をしていました。月が欠けるという言葉を頻繁に用いる書物ができたのは、平安時代。和歌などで盛んに使われており、月が欠けるという意味と形容して寂しさや消えゆく何かに、さりげなく印象をのせている言葉です。

「欠けることのない満月」と用いて、栄華や繁栄が続くことも形容をしていました。したがって月は政治権力の象徴とも捉えられます。月が欠けると用いると隆盛が衰退してやがて消える予感めいたものもあり、あまりビジネスシーンでは好まれて用いません。

したがって慣用句としては成立をしているのですが、他の意味で使われることをあまり好まれてはいない言葉です。

「月が欠ける」の使い方・例文

「月が欠ける」の使い方の例文を用いて、みていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように使います。

1.    満月から月が欠けるよう三日月になっていく秋の夜空で一人思う我。
2.栄華を誇っていた政権から、月が欠けるように野党へと転がり落ちた。
3.月が欠けるときに野良猫は眠りにつく
4.   月がかけるときだから断ろう。
5.   月が欠けて半月になり、三日月になり新月になる。

「月が欠ける」は慣用句として使う例文は2の例文です。1と3と5の例文は、普通に使われる満月からの欠けていく時間の経過をいい表す言葉ですね。特に和歌や俳句などで度々使われています。衰退を意味する言葉のため、ビジネスシーンでは使用を控えた方がよろしいでしょう。

ただし4の例文のように、撤退をする場合や待つ場合に用いる言葉です。使う機会は少ないですね。

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「月が欠ける」は時間の経過を言い表す言葉だ。慣用句として用いる場合には、衰退するさまを形容する。

よし、ここからは「月が欠ける」の類義語と対義語、英訳を見ていくぞ。

「月が欠ける」の類義語は?違いは?

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ここからは「月が欠ける」の類義語をみてみましょう。

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