この記事では「凝る」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「be into ~」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「凝る」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち三カ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「凝る」の意味と使い方は?

それでは、「凝る」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「凝る」の意味

「凝る」には「こる」と「こごる」の二つの読み方がありますが、ここでは「こる」と読む場合の意味を説明します。

1.ある物事に熱中して打ち込む。ふける。
2.細かいところにまで心を用いる。工夫・趣向を凝らす。
3.血行が悪くて筋肉が張ってかたくなる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「凝る」

「凝る」の使い方・例文

次に「凝る」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.父は退職してから陶芸に凝り始めた。
2.この上着は襟のデザインがとても凝っている。
3.寒い季節はいつもより肩が凝る。

\次のページで「「凝る」の英語での表現は?」を解説!/

「凝る」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。日本語の「凝る」は全く違う意味がいくつもあるので、英語でもひとつの表現では表せません。

「熱中する」という意味での「凝る」は「be into ~」などで表現できます。「趣向をこらす」という意味のときは「elaborate 」、「肩が凝る」などの場合は「stiff」です。それぞれ解説していきましょう。

「凝る」の英語表現1:熱中する

熱中している、はまっているという意味の「凝る」には「be into ~」を使いましょう。「into」は「~の中へ」というのがコアとなるイメージです。ここから、「関心を持つ」「関わりを持つ」という意味を持ちますよ。好きなものや興味があるものの世界に入っていくイメージですね。

ちなみに、「be into ~」は口語的な言い回しです。

1.I am really into cooking Asian food lately.
最近、アジア料理を作るのに凝っている。

2.I didn't know that you are into oil painting.
きみが油絵に凝っているとは知らなかったな。

3.Is there anything you are into right now?
今凝っているものはありますか。

「凝る」の英語表現2:趣向をこらす

elaborate」は「手が込んでいる」「趣向をこらした」という意味での「凝る」を表すことができます。細かいパーツが複雑に組み合わさった様子や、細部まで注意深く入念に作られたものなどです。

1.I like its color and the elaborate design.
色彩と凝ったデザインが気に入っている。

2.She prepared an elaborate dish for his birthday.
彼女は彼の誕生日に凝った料理を作った。

3.He looked at the elaborate decoration on her hat.
彼は彼女の帽子の凝った飾りを見た。

\次のページで「「凝る」の英語表現3:肩が凝る」を解説!/

「凝る」の英語表現3:肩が凝る

肩が凝るなどの「凝る」は「stiff」です。こわばって固くなっている状態のことを「stiff」と言いますが、ここでは特に筋肉が寒さや疲労などで凝って痛いことですね。

1.I always have a stiff shoulder.
私はいつも肩が凝っている。

2.My neck feels very stiff.
首がすごく凝っている。

3.My entire body became stiff from keeping the same posision.
同じ姿勢をしていたので体中が凝った。

「凝る」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

「凝る」を英語で言ってみよう

この記事では「凝る」の意味・使い方・英訳を説明しました。何か夢中になれることがあるのは、素晴らしいことですよね。みなさんは、今、凝っていることはありますか?「I'm into ~」と言ってみてくださいね。ただし、懲りすぎて肩まで凝らないように気をつけましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「凝る」の英語表現は?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「凝る」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「be into ~」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「凝る」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち三カ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「凝る」の意味と使い方は?

それでは、「凝る」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「凝る」の意味

「凝る」には「こる」と「こごる」の二つの読み方がありますが、ここでは「こる」と読む場合の意味を説明します。

1.ある物事に熱中して打ち込む。ふける。
2.細かいところにまで心を用いる。工夫・趣向を凝らす。
3.血行が悪くて筋肉が張ってかたくなる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「凝る」

「凝る」の使い方・例文

次に「凝る」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.父は退職してから陶芸に凝り始めた。
2.この上着は襟のデザインがとても凝っている。
3.寒い季節はいつもより肩が凝る。

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