
3分で簡単「毛細血管の仕組みとはたらき」を現役理系大学院生がわかりやすく解説!
血管の基本「毛細血管」
成人の毛細血管をすべてつなげると総延長は10万kmを超えると言われ、これは地球2周半分の長さに相当します。こんなに大きなものが自分の身体の中に納まっているなんて、なんだか不思議な気持ちになりますね。
毛細血管は加齢に伴い減少し、運動不足や過度な飲酒、肥満、高血圧や高血糖、脂質異常などが重なるとより毛細血管の減少がより激しくなります。毛細血管が減ってしまうと、血流が断たれ、その先にある細胞に酸素や栄養が十分かず、これが原因でさまざまな病気の原因となるのです。
普段意識することのない血管ですが、どのような働きをしているのか、どのような仕組み血液が体内を流れているのかを知ることで血管の健康へ意識を向けてみてくださいね。