国語言葉の意味

【慣用句】「見る目がある」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

1.知人に連れられて訪れた骨董品店。時間が止まったような空間にいろいろな骨董品が並べられていた。陳列棚の一番奥に置かれていたオルゴールを手に取った時…「見る目がおありですね」と店主が私に声をかけた。

2.初対面の時、彼の見た目や言動から…どうして彼がこの会社に中途採用されたのかと疑問に思ったが…豊富な知識や実行力で彼が様々なトラブルを解決していくようすを見て「人事は見る目があったなぁ」と感心した。

3.会社では人事を担当し、企業にとって必要な人材を見つけ出すことについてはそこそこの自信をもっていた。しかし私は人生のパートナーを見つけるということに関して人を見る目があったとは言えない。性格の不一致や人生観の違い…こんな大切なことにどうしてもっと早く気が付かなかったんだろう。

例文1ではオルゴール、例文2では会社の同僚、例文3では人生のパートナー…「見る目がある」は「もの」や「人」等…何かを選ぶ時によく用いられる言葉です。

「これは今後値上りするはずだから、今が買い時だ」「この人は将来大物になる」…今、見えていない状況を考えて判断し…その判断が正しく結果が良ければ「見る目があった」ということになります。「見えていないものを見ることができる目」それが「見る目」だともいえますね。

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「見る目がある人」になるのは簡単なことではないが、そうなるためのヒントは人生のさまざまな場面に隠れているぞ。先ずは豊かな人間関係を築くこと。友人、先生、家族…豊かな人間関係を築くことで自分を取り巻く世界も豊かになり「見る目」も養われる。「豊か」に「実り」は付き物だからな。

「見る目がある」の類義語は?違いは?

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「見る目がある」は類義語が多い慣用句です。その中から「鑑識眼をもつ」「目が肥えている」を見てみましょう。

「鑑識眼をもつ」

「鑑識眼をもつ」とはものの価値や真偽などを見極める能力があることをいいます。刑事ドラマに登場する「鑑識」も事件の遺留物を分析し真偽を見極め、真相にたどり着く役割を担っていますよね。物事の真偽を見分けるという点については「見る目がある」と同じ意味です。

「目が肥えている」

「目が肥えている」はいろいろなものを見てきて、ものの「良い」「悪い」の区別がよくできる状態をいいます。時代劇では商人が客に対し「さすが…お目が肥えていらっしゃる」というシーンをよく目にしますよね。この表現は他者に対して用いられる時「この良さや価値をわかっていることに感服する」という意味をもちます。

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