
「全身全霊を傾けて」
「全身全霊」は自らの体や魂ということをさして、「傾けて」が1つの物事に力を注ぐと言う意味があります。自らの命や立場を失ったとしても成し遂げたい大事な場面で使われるのです。目標を成し遂げるためには命を懸ける緊迫した雰囲気が伝わっていきますね。
「全力を注いで」
「全力を注いで」は自らの全ての力を出して、目的を成し遂げるために力を出し切ります。目的を達成するために力を入れている時に使う言葉ですね。
「力の限り」の対義語は?
続いて、「力の限り」と反対の意味を言葉を紹介していきます。もしかすると、「力の限り」の対義語は連想しやすいかもしれません。正しい言葉を覚えているのかしっかりと把握して、整理しておきましょう。
「容赦」
「容赦」は控えめや手加減をすることをさしています。「力の限り」は全力を出し切るの意味があるため、「容赦」が反対の言葉です。自らが持っている能力・体力を出し切らずに余力を残している「容赦」は、ある物事に集中している人にとってはあまり好まない言葉かもしれませんね。
「手加減」
「手加減」は物事に対して自らの都合によって調節することをさします。物事に厳しくなくその場に状況に応じて調整するため、全力を出し切る「力の限り」の反対の言葉と言えるでしょう。「容赦」の言葉と似ていますが、「手加減」は状況に応じて力を調整するところが異なるのです。
「力の限り」の英訳は?

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次に「力の限り」を英文で表現した場合は、どのような英単語になっているのでしょうか。英文が苦手な人もキーワードを抑えておくと役に立ちます。難し過ぎる英単語ではありませんので、この機会に音声を聴いて発音もしっかりと覚えておきましょう。
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