
上皮組織の定義や分類だけでなく、生物の”組織”や”器官”という考え方や、上皮組織以外の”組織”についても学んでいこう。
大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているオノヅカユウに解説してもらうぞ。

ライター/小野塚ユウ
生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。
そもそも”組織”とは?
今回のテーマは「上皮組織」ですね!上皮組織自体について説明する前に、まずは生物の体における”組織”という考え方を理解しておきましょう。
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『細胞→組織→器官→器官系→個体』
あらゆる生物は細胞からなります。何個の細胞によってできているかは種によってさまざま。何億何兆という細胞があつまってできている多細胞生物もいれば、たった一つの細胞のみで生きている単細胞生物も存在します。
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