
「引導を渡す」
相手に対して諦めの最終通告をする意味で「引導を渡す」といいます。古くは極楽浄土に行けるように仏教の概念から生まれた言葉ですね。非常に「首をはねる」と意味合いが似ています。「首をはねる」より柔らかく終わりを促す表現です。
「手にかける」
「手にかける」の由来は戦場にて首を取るために、倒れた相手の首を切り落とす動作です。ニュアンスとして微妙に異なりますね。「手にかける」は自分で相手を死へと追い込むという意味も含みます。
「泣いて馬謖を切る」
「泣いて馬謖を切る」とは、中国の三国時代に蜀の諸葛亮孔明が、任務に失敗をした部下の馬謖を泣いて切ったことが由来のことわざです。この言葉は「首をはねる」こと。しかし自分自身のかわいがっている配下に対しても、信賞必罰を辞さないという意味の言葉です。
「behead」
英語で直訳をするのならば、この「behead」の一言で言い表せます。斬首や首をはねる意味で使いますね。
・The excitement of the civil movement never goes away. The king was finally beheaded.(市民運動はやむことがなく、ついに王の首ははねられました。)※首をかしげるとも使いますが、この場合は文脈から首をはねると直訳できます。
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