「体を壊す」の使い方・例文
「体を壊す」の使い方を見ていきましょう。この言葉は、以下の例文のように用いられます。
1.朝昼夜と絶え間なく仕事をしていたキャリアで、出世は間違いなしのはずだった会社の上司。だが体を壊す危険性は付きまとう。
2.就職活動を経て、希望した条件で人気の職種に就いた○○さん。しかし職場の人間関係のストレスから体を壊すと、○○さんは休職を余儀なくされる。
3.「あなた、くれぐれも体を壊さないように!気を付けて!」と母親からの電話はいつも温かい。
4. 「体力だけは自信がある」と毎日合コンをし、暴飲暴食をしていた彼。体を壊すことは日の目をみるより明らかだった。
5. 体を壊さないようにとアロマオイルでダイエットを始め、Twitterに写真をアップするのは、日課になっている。
ほとんどの例文が筆者の体験談です。1や2の例文にて、ある程度蓄積されたというニュアンスを持っています。2の例文では、正確には心の病ですが、この場合も体を壊すと使っても問題はありません。
3の例文は親から体を気づかってかけてくれる言葉です。応援のメッセージとして「体を壊さないように」と使えます。ビジネス用語や手紙として「ご自愛ください」と用いますね。
4の例文は小説を引用しアレンジしました。暴飲暴食や不摂生などと一緒に使うと、因果関係をハッキリと明示し、文章が整います。5の例文は現在の筆者の日課で3キロ痩せました。
「体調不良」
体調不良とは体の調子がよくないさまを表す言葉です。「体調不良」の方が若干だけ軽症のイメージを持ちます。
「病に伏す」
「病に伏す」とは、病気にかかるさまを言い表す言葉です。病に伏すとは病気になり、寝た状態が続くことを意味します。体を壊すとは、似ているようですが、体の具合は「病に伏す」の方はより重い病気を患っている感覚です。
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