国語言葉の意味

あなたはどちらを選ぶ?「二つに一つ」の意味や使い方、類義語などを院卒日本語教師が解説

よぉ、桜木建二だ。人生っていうのは選択の連続だよな。もちろん、それは大人だけじゃない。子供のころからだ。例えば俺が関わっている受験だって選択の連続だ。志望校を決める時も、そして問題の答えを考える時も選択の連続だ。そして「二つに一つ」の選択を迫られることもある…。

そう、「二つに一つ」。この言葉には実は2つの意味があるんだ。今回はその「二つに一つ」について、院卒日本語教師の”むかいひろき”に解説してもらおうと思っている。むかい、頼んだぞ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間働き、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「二つに一つ」の意味や使い方は?

image by iStockphoto

「二つに一つ」という言葉、見聞きしたり使ったりしたことがあるという人が多いでしょう。ただ、正確な意味を把握しているかと言われると、少し怪しい人もいるのではないでしょうか。まずは「二つに一つ」の意味と使い方を確認していきましょう。

「二つに一つ」の意味は「二つのうちのどちらか一つしかない」「確率50%」

最初に、「二つに一つ」の辞書での意味を確認していきましょう。国語辞典には「二つに一つ」は次のような意味が掲載されています。

1.二つのうちのどちらか一つ。また、どちらかを選択する以外に手だてがないこと。
2.2分の1の割合。半々。50パーセント。「成功する確率は―だ」

出典:広辞苑 第七版(岩波書店)「■二つに一つ」

「二つに一つ」は、「1.二つのうちのどちらか一つしかない」「2.確率50%」という2つの意味を持った慣用表現です。選択肢が2つしか残っていない状況や、結果が失敗か成功かのように2つしかない場合に使用します。数字を使った似たような表現で「万に一つ」というものがありますが、こちらは全く意味の異なる表現です。

「二つに一つ」の使い方を例文とともに確認!

続いて、「二つに一つ」の使い方を例文とともに確認していきましょう。「二つに一つ」は「二つに一つだ(です)」「二つに一つしかない(しかありません)」という形で使用されることが多い表現です。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: