
「イレギュラー」の使い方・例文
「イレギュラー」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1. 「あんなイレギュラーなバウンドのボールを取って、その上ファーストまで送球できるなんて君はやはり天才だ」
「いや、実はつまずいてころんだところにグローブに偶然ボールが入ってきただけで、あんなところでつまずくこと自体の方がイレギュラーだったんだよ」
2. 「いきなり30代の若手社員を部長職につけるなんて、うちの会社としてはイレギュラーな人事だね。」
「俺も驚いたよ。会社としては、年功序列の終身雇用の時代は終わり、今後は能力のない者を評価しないというメッセージも伝えたかったんじゃないかな?」
年功序列制度(ねんこうじょれつせいど)が崩れつつある現在、変化に対応できるイレギュラーな人事も積極的に行われるようにもなってきたんですね。
「不規則な」
「イレギュラー」は野球のボールが地面で予測した方向に弾まない現象の意味の他に「イレギュラーな勤務形態」などとも言われますね。この場合の「イレギュラー」は、「不規則な」という意味であり、よく使われますね。
勤め先が病院やホテル、あるいはビルの安全管理などの場合は、どうしても24時間体制でシフトを組む必要があり、働く時間帯や働く曜日がどうしてもイレギュラーになりやすいと言えるでしょう。
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