理科生物生物の分類・進化細胞・生殖・遺伝

5分でわかる「多細胞生物」!単細胞・多細胞か迷いやすい生物について科学館職員が説明

2.海ブドウ

image by PIXTA / 4953396

海ブドウとは暖かい海に生息する海藻の一種で、「クビレズタ」のことです。沖縄のイメージを持っている人も多いでしょう。栄養たっぷりの海ブドウですが実は以外胃も単細胞生物。1m以上育つこともありますが、それでもたった一つの細胞でできているというから驚きですね。

3.クラミドモナス

池や川で意外と簡単に見つけることのできるクラミドモナスこれも単細胞生物です。楕円形の真核生物で、2本の鞭毛をもっています。大きさは10μm、約0.01㎜です。葉緑体を持っていて、効率よく光合成できるよう鞭毛で明るい場所へと泳いでいきます。ちなみに、このように生物が光に反応し移動することを「走光性」といい、光によって行くことを正の走光性というので覚えておきましょう。

4.アメーバ

image by PIXTA / 49304780

多くのアメーバは0.1㎜程度と小さいですが、大きなものは1㎜を超える個体もあります。分裂によって増殖し、仮足(かそく)で移動する生物です。このアメーバも単細胞生物になります

病気の原因となることもあり、例えばコンタクトレンズや保存液についたアメーバによって失明する、という事例があります。コンタクトを使う人は注意が必要ですね。

5.ミドリムシ

image by PIXTA / 35249609

鞭毛虫(細胞に生えた毛、鞭毛で移動する生物)の一種、ミドリムシ。大きさは0.1㎜以下と小さく、2本の鞭毛による鞭毛運動で動く一方で葉緑体を持つという動物と植物の両方の特徴を持つ単細胞生物です(ただし1本の鞭毛は短くて見えない)。水田などで見ることができます。

栄養が豊富という事でサプリメントや野菜ジュースなどにも使われているミドリムシ。またバイオ燃料への活用も期待されています。

6.ミジンコ

image by PIXTA / 69201901

ミジンコは多細胞生物です。微生物と言えばミジンコ、という人も多いでしょう。しかしミジンコは大型なものは5㎜近くにもなり、肉眼でも見れます。ただし微生物は1㎜以下としつつ、1㎜以上のミドリムシなど例外も多く、ミジンコが微生物かどうかという定義はあいまいです。

ミジンコは甲殻類であり、意外にもエビやカニの仲間。丸っこい体で、ちょっとかわいいフォルムをしていますね。

6.アオミドロ

image by PIXTA / 35482436

教科書で写真で見たことがあるかもしれない多細胞生物、アオミドロ。糸のような形状をしています。直径は20~60μm程、大きいものでは200μm以上にもなるのです。細胞壁、葉緑体を持っています。

海ブドウが単細胞であるのに対し、アオミドロは多細胞生物です

次のページを読む
1 2 3
Share:
たかはし ふみか