この記事では「ざらざら」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「rough」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「ざらざら」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち三カ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「ざらざら」の意味と使い方は?

それでは、「ざらざら」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「ざらざら」の意味

「ざらざら」は、日本語では副詞または形容動詞で、オノマトペと呼ばれる擬音語・擬態語のひとつです。「ざらざら」には次のような意味があります。

1.小粒で堅いものが触れ合ってたてる音を表す語。
2.触った感じが粗く滑らかでないさま。
3.ささくれて荒さの感じられるさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ざらざら」

「ざらざら」の使い方・例文

次に「ざらざら」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.袋の中のコインがざらざらと音をたてた。
2.生地の表面はざらざらとした手ざわりだった。
3.声が荒れてざらざらになってしまった。

\次のページで「「ざらざら」の英語での表現は?」を解説!/

「ざらざら」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「ざらざら」の英語表現1

「ざらざら」は「rough」を使って表現できます。「rough」にはいくつかの意味がありますが、ここでは、滑らかでない様子ですね。「to be rough」「feel rough」「rough texture」などのように使われることが多いですよ。

1.The surface felt rough to the touch.
表面の手触りはざらざらしていた。

2.My skin turned rough from work.
仕事のために肌がざらざらになった。

3.I like the rough texture of the stone wall.
石壁のざらざらした質感が好きだ。

「ざらざら」の英語表現2

「coarse」も似たような意味で使える単語です。辞書で調べると「rough texture」と説明されていることもあり、「rough」とかなり近いことがわかりますね。漢字で表現すると、「rough」は「荒い」、「coarse」は「粗い」になります。きめが粗くざらざらしているということですね。

1.The book was made of cheap, coarse paper.
その本は安っぽいざらざらした紙でできていた。

2.This tree has thick coarse leaves.
この木の葉は厚くざらざらしている。

\次のページで「その他の「ざらざら」の英語表現・フレーズは?」を解説!/

その他の「ざらざら」の英語表現・フレーズは?

「ざらざら」の英語表現はこのほかにもありますよ。意味や使用できる場面が限定的なものもありますが、いくつか紹介しましょう。

「ざらざら」を現すその他の英語表現

砂などの細かい粒がついていてざらざらする場合は「sandy」や「gritty」、「granular」です。また、ざらざらという音を表現するには「rough」のほか、「harsh」「rattle」を使うこともあります。

ただし、「harsh sound」や「rattle」などは単独では「ざらざらいう音」という意味ではなく、音をたてているものが何であるかによって日本語の意味が変わることがあるので注意してくださいね。

1.The floor feels sandy. I should vacuum clean the room.
床がざらざらする。掃除機をかけなくちゃ。

2.I bought a belt with a gritty metal buckle.
ざらざらした金属製バックルのベルトを買った。

3.The pebbles fell to the ground, making a harsh noise.
ざらざらと音をたてて砂利が地面に落ちた。

「ざらざら」を英語で言ってみよう

この記事では「ざらざら」の意味・使い方・英訳を説明しました。日本語では「ざらざら」のようなオノマトペが多く存在しますね。オノマトペに慣れている日本人は、これらを感覚的に覚えているため、英語で表すのが苦手な人も多いでしょう。どう表現すればよいか悩んでしまう人は、直訳しようとしていませんか?そんなときは、「表面が粗い」「砂っぽい」など、別の言葉で置き換えてみるとヒントになるかもしれません。例文を参考にしながら練習していきましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】「ざらざら」の英語表現は?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説! – ページ 2 – Study-Z
英訳英語

【英語】「ざらざら」の英語表現は?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

「ざらざら」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「ざらざら」の英語表現1

「ざらざら」は「rough」を使って表現できます。「rough」にはいくつかの意味がありますが、ここでは、滑らかでない様子ですね。「to be rough」「feel rough」「rough texture」などのように使われることが多いですよ。

1.The surface felt rough to the touch.
表面の手触りはざらざらしていた。

2.My skin turned rough from work.
仕事のために肌がざらざらになった。

3.I like the rough texture of the stone wall.
石壁のざらざらした質感が好きだ。

「ざらざら」の英語表現2

「coarse」も似たような意味で使える単語です。辞書で調べると「rough texture」と説明されていることもあり、「rough」とかなり近いことがわかりますね。漢字で表現すると、「rough」は「荒い」、「coarse」は「粗い」になります。きめが粗くざらざらしているということですね。

1.The book was made of cheap, coarse paper.
その本は安っぽいざらざらした紙でできていた。

2.This tree has thick coarse leaves.
この木の葉は厚くざらざらしている。

\次のページで「その他の「ざらざら」の英語表現・フレーズは?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: