国語言葉の意味

【慣用句】「頭が下がる」の意味や使い方は?例文や類語をマニアライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「頭が下がる」について解説する。

端的に言えば頭が下がるの意味は「敬服する」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

言葉の研究マニア、ライターを10年経験したコトバアソビを呼んだ。一緒に「頭が下がる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/コトバアソビ

「コトバアソビさんの仕事には頭が下がるわ~」とクライアントに言われることを妄想するライター。言葉を創るために日々研究をしている。したがって昔の言葉を徹底的に調査。

パソコンの前にいることが多い。最近の悩みは人との会話の際、脳裏に自動的にPC変換されるイメージ(キーボードタイピング)が浮かんでしまうこと。

「頭が下がる」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「頭が下がる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「頭が下がる」の意味は?

「頭が下がる」には、辞書で次のような意味があります。

1.敬服する
2.感服する

出典:デジタル大辞泉(小学館)「頭が下がる」

「頭が下がる」とは人を敬う言葉の1つです。相手の労力に対して敬意を表し、感謝・感嘆する意味合いを強く持ちます。多くの場合にはモノゴトを行った際の功労者を称える言葉。

また最近では気づきを与えてくれた人や、自分を変えてくれた人に対しても使います。特に最近はSNSの中でフォロワーが多い人に対し、尊敬の念を込め「頭が下がる」と用いる場合も。目上の人に対しては使わないのがマナーです。

「頭が下がる」の語源は?

次に「頭が下がる」の語源を確認しておきましょう。

「頭が下がる」の動作を確認してみましょう。頭を目の前の人より下げることです。つまり「頭が下がる」の語源は「お辞儀」。もともとは武士の世界の言葉で、家臣の労力に対して武将が深く敬服し感謝したことが始まりです。明治時代になり通常の慣用句として使われます。

目上(武将)の人が目下(家臣)に対して使う言葉。したがってビジネスシーンでは誤用注意です。第3者や同じくらいの地位(友人など)に対し使うことは、失礼に当たりません。現在ではSNSなどで特に目上と目下は関係がなく使います。

「頭が下がる」の使い方・例文

「頭が下がる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.「君の今回のプロジェクトの働きは素晴らしいよ!上司として頭が下がる思いだ。これからもよろしく頼むよ!」
2.「難しい計算問題ができるなんてあなたには頭が下がる思いです。」
3.「Twitterのフォロー失礼しました。いつも○○さんのツイートに励まされています。毎日有益なツイートしていて頭が下がります。」
4、「秘書の○○さんのおかげでスムーズに取引ができました。まことに頭が下がる思いです。今後ともよろしくお願いいたします。」
5、「頭が下がる思いでいっぱいで、先生にはなんと感謝して良いのやら。お世話になりました。」

1の例文はよく会社で見られる光景です。上司が部下の労力をねぎらっているときに使います。「頭が下がる」には感服して、今度もよろしくという流れが多いです。

2の例文は自分にはできはしないことをやってくれた人への尊敬の念を込めています。自分の気づきもしなかった(自分ではできもしなかった)ことをしてくれた際にも「頭が下がる」を使うことができるでしょう。

3の例文は最近の筆者の体験談です。SNS界隈でフォローしてDMをもらいそれを再現しています。

4の例文はビジネスシーンの取引のメールのやり取りを再現しました。他の方や取り引き先への苦労をねぎらう言葉として使います。

5の例文は医者に対して退院する際に患者さんが言った言葉です。5の例文だけ少しニュアンスが違います。感謝などの場合については「頭が下がる」と目上の人に使ってもマナー違反ではありません。ただし先生と生徒や、医者と患者などの関係に限られます。

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「頭が下がる」の例文には「思い」や「気持ち」といった感情を付けることが多いぞ。感謝や慰労をより率直に表す慣用句だな。目上の人に対しては基本は使えない点も押さえておけ。よしこれからは「頭が下がる」の類義語や対義語、英訳を見ていくぞ。

「頭が下がる」の類義語は?違いは?

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それでは「頭が下がる」の類義語を見てみましょう。

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