国語言葉の意味

【慣用句】「元も子もない」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

「元も子もない」の使い方・例文

「元も子もない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.国の威信をかけた重要事業と位置付けられている宇宙開発だが、打ち上げたロケットが発射直後に大爆発を起こしてしまっては元も子もない。
2.いくら東大に現役合格したいからといって試験前日も徹夜で勉強するのは、当日眠くて問題が解けないなんてことになったら元も子もないので早く寝たほうがいい。
3.元も子もないと思うけどなあ、確かに毎日の練習の積み重ねで陸上のタイムは上がっていくんだろうけど、もっと休むとか睡眠とかも考えないと怪我して大会に出られなくなるけどね。

特に例文の2と3に言えることですが、「元も子もない」という慣用句の後には「~からやめたほうがいい」などと続くことが多く見られます。つまり、「元も子もない」という言葉で相手に忠告をするという使い方が多いということです。,

「すべてを失う」と言うより「元も子もなくなる」とした方が、何もかもがなくなってしまうという喪失感を相手に与えられることがその理由ではないでしょうか。忠告というものは、相手が心にとどめるようにと強く言い聞かせる必要がありますよね。ですので、「元も子もない」という強い言葉で相手を諭す必要が出てくるのです。

「元も子もない」の類義語は?違いは?

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ところで、「元も子もない」の類義語は何でしょうか。違いとともに見ていきましょう。

「無駄骨を折る」

無駄骨を折る」(むだぼねをおる)とは、「やったこと全てが無駄になる」ことを意味します。全てが無になることは「元も子もない」と同じです。しかし、「元も子もない」は形容詞「無駄骨を折る」は動詞であることに留意して使わなければいけません。ついでながら「ない」は形容詞、その反対の「ある」が動詞なので、あまり気にし過ぎることはないとも付け加えておきます。

「元も子もない」に意味が似た言葉は、他には「台無し」「本末転倒」「身もふたもない」などです。

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