この記事では「猫に小判」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「cast peals before swine.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLillygirlを呼んです。一緒に「猫に小判」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「猫に小判」の意味と使い方は?

それでは、「猫に小判」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「猫に小判」の意味

「猫に小判」には、次のような意味があります。

1.貴重なものを与えても、本人にはその値うちがわからないことのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「猫に小判」

「猫に小判」の使い方・例文

次に「猫に小判」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.この時計、今度ジェシーにあげようかと思ってるんだけど。ーそんなのあげたって、猫に小判よ。
2.おじさんからブランドものの財布をもらった。みんなから「猫に小判だ」と言われたくない。

\次のページで「「猫に小判」の英語での表現は?」を解説!/

「猫に小判」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「猫に小判」の英語表現

「猫に小判」の英語表現は「cast peals before swine」です。これは「豚に真珠」の意味で、欧米では「豚に真珠をなげる」と表現されます。「値打ちや価値がわからない」という点においては、どちらも伝える意味は同じですね。それでは例文で考えましょう。

1.People says "Don't cast peals before swine." but I think she can realize the value.
みんなは「猫に小判みたいなプレゼントするな」っていうけど、彼女はこの価値がわかると思うんだ。

2.Are you sure? It's like casting peals before swine.  - Do you think so? But I know the boy is different. 
正気か?それじゃ猫に小判だぞ。ーそんなふうに思うんだ?あの子は違うとおうんだけどな。

3. I cannot believe you bought such expensive wine. Do you want to cast peals before swine?
そんなに高いワインを買ったなんて、信じられない。そんなの猫に小判だと思わないの?

「cast peals before swine」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現「peals before swine」

言い回しは異なりますが、下記でも「cast peals before swine」と同じような意味を表現することができます。それは「peals before swine」です。ここで紹介するこの表現には「cast」がついていません。それで、「豚に真珠をなげる」、「猫に小判をやる」ではなく、結果的に「猫に小判だった」または「豚に真珠だった」と言いたい時に比喩的に用いることができます。

例文で確認してみましょう。

\次のページで「「猫に小判」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.I thought Jessy can realize how the trip was valued. But it was peals before swine. 
ジェシーならこの旅の価値をわかってくれるって思ったけど、猫に小判だったみたいだ。

2.I'll give you this a double album LP. Don't let people say "That's peals before swine".
この二枚組のレコードを君にあげよう。みんなに「猫に小判だ」なんて言わせるなよ。

3. So you gave your watch to my friend. I think that was peals before swine.  - I didn't think till I heard your story. 
それで、君の時計を僕の友達にあげたんだ。でも猫に小判だろうな。ー話を聞くまでは、猫に小判だとは思わなかったよ。

「猫に小判」を英語で言ってみよう

この記事では「猫に小判」の意味・使い方・英訳を説明しました。

「猫に小判」も「豚に真珠」も、価値がわからないものに高価なものを与える時に使われる表現です。失礼に当たらないかを考えながら、慎重に使う必要があるかもしれませんね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「猫に小判」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「猫に小判」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「cast peals before swine.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLillygirlを呼んです。一緒に「猫に小判」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「猫に小判」の意味と使い方は?

それでは、「猫に小判」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「猫に小判」の意味

「猫に小判」には、次のような意味があります。

1.貴重なものを与えても、本人にはその値うちがわからないことのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「猫に小判」

「猫に小判」の使い方・例文

次に「猫に小判」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.この時計、今度ジェシーにあげようかと思ってるんだけど。ーそんなのあげたって、猫に小判よ。
2.おじさんからブランドものの財布をもらった。みんなから「猫に小判だ」と言われたくない。

\次のページで「「猫に小判」の英語での表現は?」を解説!/

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