地学大気・海洋理科

「蜃気楼」って何?その原理や出現条件について教員免許持ちの理系ライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ.今回のテーマは不思議な景色を作ってしまう「蜃気楼(しんきろう)」。モノの見え方はは光の進路によって決まる。景色Aからの光を捉えてそこに景色Aがあることを認識する。景色Aからの光の進路が大きく変わった結果、無いはずの場所に景色Aが見えるといった現象で、富山県魚津市や北海道の石狩湾など各地に名所があり観光地にもなっている。名探偵コナンのトリックにも使われたことがある蜃気楼(しんきろう)のしくみについて理系ライターのR175と解説していこう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/R175

関西のとある国立大の理系出身。学生時代は物理が得意で理科の教員免許持ち。日常の身近な現象に結びつけて分かりやすい解説を強みとする。

1.モノの見え方と蜃気楼(しんきろう)

image by iStockphoto

私たちは、物体を認識する時、そのモノから来る光を頼りにしています。

例えば、景色Aがa地点にあるように見えるのは、光がイラストのように進むからですね。

もし、景色Aから光の進路が途中で大きく変わったら、まるで異なる地点(例えば地点a’)に景色Aがあるように見えて、その結果景色Aが伸びて見えたりする象が蜃気楼(この場合は上位蜃気楼)です。

image by Study-Z編集部

\次のページで「2.光の進路が変わる理由」を解説!/

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