国語言葉の意味

「オーバーホール」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「オーバーホール」について解説する。

端的に言えばのオーバーホール意味は「分解して整備すること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好きで歴史好き、名古屋出身で5年間のライター経験を持つeastflowerを呼んだ。一緒に「オーバーホール」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/eastflower

今回の記事を担当するのは語学好きで英語、中国語が得意な5年目のライター、eastflower。「オーバーホール」の言葉の起源やどんな場面で使えるのかをわかりやすく解説していく。

「オーバーホール」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「オーバーホール」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「オーバーホール」の意味は?

まずは、「オーバーホール」の辞書の意味を見ていきましょう。

1. 機械装置、車両、航空機などが一定の使用時間を超えたときに全体を分解して行なう修理、検査、点検など。

出典:日本国語大辞典(精選版)「オーバーホール」

「オーバーホール」はもともと英語で、機械やエンジンなどのユニットを一度、バラバラに分解して、個別の部品を酸性や中性の薬剤を使用してきれいに洗浄した後、目視で表面の状態を確認し、「引き続き使える部品」「手入れや加工やなど修理を施した上で使用できる部品」「傷や劣化があるため新品に取り換えるべき部品」仕分けします

「パッキン」や「ガスケット」などの「消耗品」と呼ばれる部品などは最初から取り換えることを前提にされている場合も多く、ある一定の時間を過ぎると摩耗することがわかっている部品に対しては使用時間を最初から決めておき、定められた時間が過ぎると取り換える部品というのもあるのです。特に回転する機能を有する製品については、目視点検はするもののベアリング(軸受)やギア(歯車)などの重要部品は最初から交換する方向で決めている場合もあります。電動機(モーター)などでは、必ず絶縁測定をすると共に、絶縁材を取り換えることにしているものもありますね。

人間の目視力には限界があるため、目視と同様に、過去の同じ機械の履歴他の場所に納入されている同型番の履歴から交換するべきか手入れ後使用するかを決める場合もあります。部品がそろったら再組み立てして、その後、性能やバランスの試運転(テスト)をしてさらに細かな調整を行ってオーバーホールの作業は完了するのです。高い精度が求められる機器には、技術力の高い技術者でなければ扱えないものもありますね。

「オーバーホール」の語源は?

次に「オーバーホール」の語源を確認しておきましょう。

いつの頃から「オーバーホール」の作業が一般的になったのかは定かではありませんが、近代になると機械や機器が破損して甚大な被害が起きることを避けるために「予防保全」(よぼうほぜん)の考え方が定着していきました。あらかじめ適切なタイミングで検査や試験、再調整を実施することで使用中の故障や不適合(不具合)を防止し、機器類の劣化を抑えて故障の頻度を下げようという考え方です。

生産に関連する機器の故障を小さく抑えることは、同時に「生産の減少」や「品質の低下」、「納期遅延」を防ぐのにも効果的な方法でもあるのですね。「オーバーホール」はこの「予防保全」の考えの中のひとつの手段だともいえるでしょう。

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