理科環境と生物の反応生態系生物生物の分類・進化

葉脈は何のためにあるの?網状脈や平行脈とは?元理科教師が5分でわかりやすく解説!

世界中にいろいろな植物が存在しているが、君はその中でも葉脈に注目して植物の観察をしたことがあるか?
網目状に張り巡らされているものから、一定の方向に伸びているものまでよく観察すると面白のです。葉脈は人間でいうと血管の役割を果たしているため、植物にはなくてはならない組織なんだよ。実は血管のように植物全体に栄養などを運ぶ以外にも葉脈には重要な役目があるんです。

今回は葉脈の種類や役割について、生物に詳しいライターオリビンと一緒に解説していきます。

ライター/オリビン

大学院を理工学研究科で卒業した理系女子。卒業後は高校で生物教師を務めていた。現在は医学部の研究室で実験助手をしている。

植物についての基礎知識

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葉脈について解説する前に植物がどのような組織で成り立っているのか確認しましょう植物は大きく分けて根・茎・葉の3つの器官で成り立っています。さらにこの3つのパーツは表皮系・維管束系・基本組織系の3つの組織から成り立っているんですよ。どれも大事なポイントのため、それぞれについて詳しく解説していきます。

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根は地中の中にあることが多い器官です。地中の中では四方八方へ張り巡らされており、地中の水分や栄養分を吸い上げて葉や茎へ送っています。さらに、強く根を張ることで植物の体を支えるという役割も持っているのです。

基本的に地上に出ている器官で、ところどころに葉をつけています。茎も根と同様に植物の体を支える役割があるんですよ。さらに、根から吸収した養分などを葉まで届けるための通路にもなっています。

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基本的に茎についていて、扁平な形をしています。表目には葉緑体と呼ばれる色素があり、光合成をすることで養分を作っている器官です。葉の裏側には気孔と呼ばれる穴がたくさんついており、水蒸気や二酸化炭素・酸素の出入り口となっています。

 

植物の組織

植物を構成している細胞は、ただ意味もなく集合しているわけではなく似たような役割の細胞が集まることで1つの組織を形作っています。ではそれぞれについて詳しく解説しますね。

 

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