地学理科

5分でわかる「示準化石」ってどんな化石?どんな種類があるの?科学館職員がわかりやすく解説

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

マンモスといえば巨大、大型という意味の比喩に使われる。

マンモスは壁画が残されていて、絶滅した生き物の中では比較的人間になじみがある生き物だな。

示準化石をもっと理解するためのポイント、地質時代

先程から白亜紀や新生代という言葉が登場していますが、これを「地質時代」といます。地質時代とは地球が誕生してから人間が歴史の記録を残せるようになるまでの時代のことです。人間が歴史を残すことができない時代は地層や地層から見つかる化石を調べることでしか当時の様子を知ることができません。そのため、そんな人間が残した記録がなく地層を調べるしかできない時代のことを「地質時代」と呼ぶのです。

ちなみに人間が歴史を残している時代を有史時代(歴史時代)、文字の記録がない人類に関わる時代を先史時代と呼びます。

混乱注意!示「相」化石

image by PIXTA / 65368146

先程から何回も出てきていますが、示準化石とセットで覚えたいのが示「相」化石です。アサリ、シジミは今も地球上で生きてる生き物ですね。皆さんの食卓にもあがっていることでしょう。なのでアサリやシジミの化石が出てきてもそれがいつの時代か特定することはできません。しかし、アサリやシジミはどこでも取れるわけではありません。潮干狩りで採ったことがある人はイメージできると思いますが、アサリが取れるのは浅い海です。そしてシジミは河口や湖に生息しているため、化石が見つかるとそこが当時加工や湖だったと考えられます。

またサンゴも示相化石として知られていますね。サンゴは暖かくて浅い場所で生息しているため、その化石が見つかればそこが暖かくて浅い海だったことが分かります

示準化石でわかる地質の年代

示準化石となるのは生息していたのが限られた生き物であり、示準化石によって発掘された地層が堆積した年代が特定できます。

示準化石として覚えておきたいのはアンモナイト、フズリナ、三葉虫、マンモスなどです。これが見つかったらこの時代、と結び付けられるよう確認して下さいね。

示準化石とセットで示相化石も覚えておきましょう。示相化石は化石ができた頃の周囲の環境を特定するのに役立っています。

1 2 3
Share:
たかはし ふみか