
「ストイック」の使い方・例文
「ストイック」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この用語は、たとえば以下のように用いられます。
1.彼女はとてもストイックなモデルだ。毎朝のジョギング・高たんぱく低カロリーの食事・ヨガなどで体形をコントロールしている。
2.彼はストイックな人だ。家を建てるという目標のためお金の管理には絶対に妥協しない。
3.後輩は仕事に対してとてもストイックな性格だ。上司も感心している。
例文1では、彼女はプロ意識が高いモデルだということが伺えますね。バランスの良い食事を心がけて運動も毎日行うという努力も惜しまず、「自分にとことん厳しくしているさま」が感じられますね。努力を続けられる真面目な人なのでしょう。
例文2は、彼は夢のマイホームを手に入れるために節約しているのでしょう。「お金の管理には厳しい様子」がイメージできますでしょうか。我慢強さや努力家であることが伝わってきますね。
例文3は、後輩は任された仕事を最後まで完璧に仕上げるのでしょうね。例文のようにストイックな人柄を褒める場面でも用いられるでしょう。
例文1~3のように、「我慢強さ・努力家・完璧主義な人を表すこと」が特徴ですよ。どのような場面で使われているのかアンテナを張って見てくださいね。
「克己心」
ストイックの類義語には「克己心」が考えられるでしょう。「克己心」とは、「自分の欲望に打ち勝つ心」の意。読み方は「こっきしん」です。「克」は「打ち勝つ」、「己」は「自分自身」のこと。この2つの漢字から「自分自身に打ち勝つ」という意味を表していますよ。
「克己心が強い・克己心を養う・克己心を鍛える」で「欲望や感情に流されない強い信念を持つ人・向上心の強い人・何事もあきらめない人」を表します。一方、「克己心の弱い人」で「他力本願な人・努力を継続できない人・誘惑に弱い人」を示しますよ。どのような言葉と一緒に用いられるのか注目してみて下さいね。
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