国語言葉の意味

【慣用句】「雨降って地固まる」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

「雨の後は上天気」

「雨の後は上天気(あめのあとはじょうてんき)」とは、“揉め事や大変なことが起きても、その後は良い関係になることが多い”ということ。雨が上がったあとの晴天をたとえた表現です。

“悪い出来事のあとにもかえって良い結果になる”という意味を持つため、この言葉も「雨降って地固まる」の類語表現のひとつと言えます。雨をイヤなものとしてたとえている点や、晴れた後の「地固まる」と「上天気」を“良い結果”の比喩表現としている点も、共通していることわざです。

「雨降って地固まる」の対義語は?

ここでは「雨降って地固まる」の反対語として、対義語表現にあたる言葉を見ていきましょう。

「覆水盆に返らず」

「覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)」とは、“一度起きてしまったことは、もはや取り返しがつかない”ということ。中国の故事に由来した言葉で、一度こぼれた水は二度と元の盆には戻らない様子をたとえたことわざです。

困難や失敗と言った揉め事もかえって事態の好転につながる「雨降って地固まる」に対し、一度の失敗が取り返しがつかない結果につながる点で「覆水盆に返らず」は対義語表現のひとつと言えます。

「雨降って地固まる」の英訳は?

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最後に「雨降って地固まる」の英語訳についても確認していきましょう。

「After a storm comes a calm」

「After a storm comes a calm」とは“嵐の後には凪(なぎ)が来る”という意味。「storm」とは“嵐”「calm」とは“凪”のことを意味する英単語です。嵐は大変なものでも、その後には気持ちのいい空が広がっているもの。この様子をたとえて、“困難な物事もそのあとには良い結果が待っているはずだ”という意味で、英語ではよく使われることわざです。

まさに「雨降って地固まる」と同じ意味を持つ英語訳として、英語で表現するときにはこのことわざを用いるのがいいでしょう。

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「雨降って地固まる」は今も使われる言葉だが、ビジネスや日常会話だけでなく、結婚式のスピーチなどで聞くことも多いだろう。自分から使うことは少ないかもしれないが、なにかと耳にすることもある言葉として、意味は正確に抑えて間違いのないようにしておくといいぞ。

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