
「リスペクト」の使い方・例文
「リスペクト」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この用語は、たとえば以下のように用いられます。
1.私が一番リスペクトしている人物は父だ。
2.彼はサッカー部のキャプテンだ。彼のリーダーシップや練習熱心な姿勢はライバル校の部員からもリスペクトされている。
3.来週公開される映画はアメリカの有名な映画監督の作品をリスペクトしたものだ。休日に映画館に見に行くので今からとてもわくわくしている。
例文1は、尊敬する人が父だと言えるなんて素敵ですよね。きっと、人として尊敬する部分が多いのでしょう。「父を心から信頼している様子」が感じ取れますね。例文2では、キャプテンはライバルが認めるほど素晴らしい人柄であることが伺えますね。「サッカーの技術だけでなく人間としての振る舞いも認めているさま」が感じられるでしょう。例文3は、公開される映画は尊敬する映画監督から影響を受けた作品なのでしょうね。「映画監督に敬意を示している様子」が伝わってきますね。
例文1や2のように「人・振る舞い・言動」に対して使うことが多いでしょう。また、例文3のように「芸術作品」に対して使われることも特徴ですね。様々な使い方をマスターして下さい。
「オマージュ」
「リスペクト」の類義語には「オマージュ」が考えられるでしょう。「オマージュ」とは「敬意・尊敬・賛辞」の意。英語では「hommage」です。
「オマージュ」も「リスペクト」と同じように「相手を尊重する」という意味を持つ言葉ですね。しかし、「影響を受けた芸術家・作曲家・作家などに捧げる敬意・尊敬・称賛」・「敬意や称賛を示した作品」という意味で使うことがポイントですよ。元の作品と似ている場合であっても敬意や称賛を感じられないもの・単なる引用で独自の表現のない作品は「オマージュ」としては扱われないでしょう。
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