この言葉の代表的な英訳は「accessibility」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
アメリカの州立大学を卒業したライターりおを呼んです。一緒に「バリアフリー」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/りお
アメリカの州立大学を卒業し、演劇で様々な英語表現を学んだ。アメリカでは小学生の特別支援の先生も経験し、英語だけでなく、教育上での英会話手話の基礎も経験。
「バリアフリー」の意味と使い方は?
それでは、「バリアフリー」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「バリアフリー」の意味
「バリアフリー」には、次のような意味があります。
障害者や高齢者の生活に不便な障害を取り除こうという考え方。道や床の段差をなくしたり、階段のかわりにゆるやかな坂道を作ったり、電卓や電話のボタンなどに触ればわかる印をつけたりするのがその例。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「バリアフリー」の使い方・例文
次に「バリアフリー」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1. 新しい建物は、多様性を考え、身体に障がいがあっても利用に困難にならないよう、スロープや点字などバリアフリーになっています。
2. 最近ではバスや電車などの交通機関は、バリアフリーの環境が増え、車いす利用者や盲導犬なども簡単に乗れるようになった。
3. どんなにバリアフリーの環境を作っても、歩道の点字ブロックに自転車が置いてあったり、出入口にものが置いてあれば意味が無い。
\次のページで「「バリアフリー」の英語での表現は?」を解説!/