
「代替」の対義語は?
同義語は「交代」「代償」でしたが、反対の意味を持つ対義語は何でしょうか、見てみましょう。
「唯一」
ただひとつであることです。さらに強めて言うなら「唯一無二」となります。よく「唯一無二の存在」と言いますが、これは誰の代わりにもならない存在だという意味で「代替」は代わりのものが用意されている、または手に入れられるということですが「唯一」はひとつしか存在しないため代わりがないという状態です。
「この絵はこの世にひとつしか存在しない唯一無二の絵であり代わりはない」という使い方となり、この絵の代わりになるものは何もないということになります。
「かけがえ」
代わりになるものがない、このうえなく大切なという意味です。「代替」はそれに見合うものに替えることですが、「唯一」と同じく「替える」「代わり」のものがないということを指します。「かけがえのない人だった」や「かけがえのない地球を大切にしよう」など、どちらかといえば代わりのものうんぬんというより重さやスケールの大きさを感じますね。
また、「天にも地にもかけがえない」は非常に珍重することや寵愛することをいいます。天よりも地よりもかけがえがないということは、この世の何よりもということでしょうか。
「substitution」
英訳すると「代替」は「substitution」という単語になりや「代用品」「(商品などの)代用」のほか、「代入」「代理人」「代理形成」「置換」など多くの意味があります。「sub」は「~の代わりをする」や「交代する」という意味で、ちなみに交代はおなじみの「change」代償は「the cost」もしくは「a high price」です。
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