
端的に言えば代替の意味は「代わりのもの」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
日本文学科出身で事務職を経て現在はライター業のかたわら校正もしているjasminを呼んです。一緒に「代替」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/jasmin
日本文学を専攻し事務職を経て現在は校正兼ライター。正しく美しい日本語を追求している。今回は「代替」について説明していくが、シャツの洗い替えやシャンプーや洗剤の詰め替えはいつもストックしておかないと不安なタイプらしい。
「代替」の意味は?
「代替」には、次のような意味があります。
1.それに見合う他のもので代えること。かわり。「路面電車を廃止しバスで代替する」「代替地」
出典:デジタル大辞泉(小学館)「だい-たい」
「代替」は「だいがえ」(代替え)とよくよばれていますが、これは重箱読みで正しくは「だいたい」で、元のものと同じような他のもので代わりにするという意味になります。引用の文にあるように、路面電車が廃止になって市民の足がなくなって困る人が出てくるので代わりにバスを運行させることになったというような使い方をして同じような用途、同じような値打ちのものと代えることです。
「代替財」や「代替地」といった言葉があり同じ用途に使われるお金の関係や立ち退きなどで土地がなくなってしまった人の為の代わりの土地という意味になります。
「代替」の使い方・例文
「代替」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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