国語言葉の意味

【慣用句】「釈迦に説法」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

・参加者はビジネス経験豊富な人たちばかりなのに、入社2年目の僕がプレゼンテーションを指南するなんて河童に水練で気が引ける。

・サイトでランキング入りするような人気者とは知らずに面白い動画の作り方を教えていたなんて、猿に木登りじゃないか。

「釈迦に説法」の対義語は?

次に、「釈迦に説法」と反対の意味を持つ言葉を見ていきましょう。「その道のプロに指南する愚かさ」の反対なので、「価値が分からない相手に説明しても伝わらない」という意味の表現を挙げておきます。

「馬の耳に念仏」

極楽浄土につながるようなありがたい念仏でも、聞かせる相手が馬ではそもそも内容が頭に入るはずもなく、話す意味すら感じられません。「釈迦に説法」とは逆に、話し手が知識豊富で聞き手はそれに見合わない知識量や理解力である点でも、対義語といえるでしょう。

また、「馬の耳に念仏」の類義語といえる「豚に真珠」や「猫に小判」も、「釈迦に説法」の反対の意味で使うことができますよ。

「釈迦に説法」の英訳は?

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英文の中で「釈迦に説法」のような意味を伝えたいときは、どんな単語を用いればよいでしょうか。

「Don’t teach fishes to swim.」

「魚に泳ぎを教えるな」という意味ですから、類語として紹介した「河童に水練」とそっくりな表現ですね。<ほかの表現も併せて紹介しておきましょう。「A sow to teach Minerva.」は「ミネルヴァに教える豚」という意味で、知恵の女神に豚が物事を教える滑稽さを表しています。

さらに「Don’t try to teach your grandmother to suck eggs.」も辞書では「釈迦に説法」の訳語として紹介されている表現。これは直訳すると「おばあさんに卵の吸い方を教えるな」という意味です。おばあさんは知恵袋的に何でも知っている人として扱われているのでしょうか。このようにいろいろな表現を見てみると、「豚」や「おばあさん」がその言語の中でどのような存在として扱われているのかも伝わってきてなんとも味わい深いですね。

\次のページで「「釈迦に説法」を使いこなそう」を解説!/

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