
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
有利な立場、条件。優位。利益。
出典:コトバンク「アドバンテージ 意味」
相手に対して差を付けている状況や、差そのものに対して「アドバンテージ」を使用します。業界や状況を問わず、有利不利は大小さまざまに生じるものであるため、自然と「アドバンテージ」も業界や状況を問わず使用されることがあるということです。
「アドバンテージ」の使い方
「アドバンテージ」は以下のように使用します。
1.君には彼と比べると、知識の量で「アドバンテージ」がある。
2.他社にはないわが社の「アドバンテージ」について、考えてみた。
3.勝負においては、先手を取れるというだけですでに「アドバンテージ」になるものだ。
上記のいずれも、「優位性」「有利」に置き換え可能であることがわかります。「差がある」という言い方をする場合もありますが、「差」という単語だけでは有利側に働くか不利側に働くかわからないため、置き換えとしてはあまり適切ではありません。また、状況や場面を問わず使いやすい単語です。
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