国語言葉の意味

「ベネフィット」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「ベネフィット」について解説する。

端的に言えばベネフィットの意味は「利益」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国立大で国語学を学んだライターのタケルを呼んだ。言葉の解説を得意としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたので雑学にも詳しい。一緒に「ベネフィット」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/タケル

某国立大で現代日本語学を専攻。以前エッグベネディクトを「エッグベネフィット」と勘違いしていた。なのでパンケーキっぽいものではなく、養鶏業者が卵で何かもっと儲けることだと思っていた時期あり。

「ベネフィット」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「ベネフィット」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「ベネフィット」の意味は?

「ベネフィット」には、次のような意味があります。

利益。恩恵。また、慈善事業。「ベネフィットコンサート」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ベネフィット」

ベネフィット」は、利益恩恵という意味がある言葉です。会社や個人が得た利益などを指します。また、その利益を元手にして行うことができる援助慈善活動といった意味もあるのは見逃せません。慈善事業として行われる演奏会をベネフィットコンサートというのがその一例です。チャリティーコンサートとも言いますよね。

「ベネフィット」の語源は?

次に「ベネフィット」の語源を確認しておきましょう。

「ベネフィット」は、ラテン語の「benefactum」が語源です。「bene」が「良い」「factum」が「行為、事実」という意味となります。良い行いという意味がまず「慈善」となり、やがて良いことを行った見返りである「恩恵」が「ベネフィット」の意味として派生しました。その後会社や個人にとっての良い行いは儲けを出すことという考えから、「利益」も「ベネフィット」の意味となったのです。

\次のページで「「ベネフィット」の使い方・例文」を解説!/

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