物理理科電磁気学・光学・天文学

5分でわかる「反射の法則」直接見えないところも見ることができる?理系ライターが解説!

よぉ、桜木建二だ。鏡を正面から見ると自分の姿が見える。斜めから見ると自分の姿は見えず、第三者(あるいは物)の姿が見える。鏡に映る相手を直視しているわけではなく「鏡越しに見ているだけだから相手は気づいていないだろう」と思いがちだが、実は鏡に映る相手も「こちらの姿が見えている」。鏡を斜めから見た場合は「相手の姿のみ」見ることが出来るのだ。なぜそうなるかを「反射の法則」に交えてみていこう。理系ライターのR175と解説していく。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

R175

ライター/R175

関西のとある国立大の理系出身。学生時代は物理が得意で理科の教員免許持ち。日常の身近な現象に結びつけて分かりやすい解説を強みとする。

1.鏡越しに見ているもの

image by iStockphoto

鏡の役割の1つは直接見えないモノを見ること。例えば、自分の姿は直接見えないので鏡を使って身だしなみのチェックなどをしますね。また見通しの悪い交差点やカーブでは死角になっているところを鏡で安全確認しますし、自動車のルームミラーやサイドミラーは後方の安全確認のために使います。自動車の後方は目視でも確認できますが、運転中はなるべく前方を見ていた方がよいわけで、前方を向いていると後方は直接確認できません。それを解決してくれるのが、サイドミラー、ルームミラーです。

鏡で見えるのはどこか

鏡で見えるのはどこか

image by Study-Z編集部

鏡を正面から見たとき自分の姿が見えるのは当然ですが、斜めから見た時に見えている先はどこなのでしょうか。光の反射の法則を使ってみていきましょう。

2.屈折と反射~光の進路は何処へ~

2.屈折と反射~光の進路は何処へ~

image by Study-Z編集部

本記事では鏡での反射を主な扱いますが、反射前後の光はどのような軌跡をたどるのか?そこで大切になるのが屈折率という用語で、記事前半のキーワードです。

鏡に到達するまでは空気中を、到達後は鏡の中を移動。光が通る媒質(ここでは空気、鏡)の境界面では屈折が起こって進行方向が変わるもの。屈折率と進み方には以下のような関係があります(スネルの法則)。屈折率が大きい物質は光が進みにくいということを意味し、光は進みにくい分「近道」をした結果進む角度が変わるのです。

仮に両者とも屈折率が同じなら境界面で屈折は起こらず直進しますね。空気中を移動している間に突然屈折することがないのはこのことからも分かります。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

いやいや、鏡の場合屈折じゃなくほとんど「反射するのではないか?

次のページを読む
1 2 3
Share:
R175