国語言葉の意味

【慣用句】「裏をかく」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「裏をかく」について解説する。

端的に言えば裏をかくの意味は「相手を出し抜くこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本文学部卒の現役WEBライター、ヒマワリを呼んだ。一緒に「裏をかく」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヒマワリ

今回の記事を担当するのは、日本文学科卒で現役ライターのヒマワリ。専攻は近代文学だが、古典からマンガまで幅広く読んでいる。受験生家庭教師の経験を生かして、「裏をかく」についてわかりやすく丁寧に説明していく。

「裏をかく」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「裏をかく」(うらをかく)の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「裏をかく」の意味は?

まず初めに「裏をかく」の正確な意味を、辞書からの引用で確かめてみましょう。

1.予想外の事をして、相手を出し抜く

出典:新明解国語辞典(三省堂)「裏をかく」

「裏をかく」は、勝負や競り合いをしているシーンで使われる慣用句です。競り合っている状態で、相手が予想していない行動をして、隙をついて勝利したり先んじたりする、という意味を持っています。

「裏をかく」の語源は?

次に「裏をかく」の語源を確認しておきましょう。じつは「裏をかく」の語源は戦国時代にまでさかのぼります。

戦国時代、戦場を思い浮かべてください。兵士たちは皆、我が身を守るために鎧を着ていますよね。「裏をかく」は、この鎧にまつわる言葉から生まれた言葉です。当時、戦いにおいて、鎧の裏側(背中の方)にまで槍が突き通ってしまうことを「うらかく」と言いました。「かく」は「掻く」を意味し、ひっかく、傷をつけると言う意味です。つまり、鎧の裏にまで傷をつけると言う意味で「うらかく」と言ったのですね。 そして、万全な鎧であれば身を守れるはずですが、鎧に不備があるところを攻撃すれば、裏に突き通るまでの致命傷を与えられる、ということから、油断している相手の隙をつく、と言う意味が発生したと考えられています。これがもととなり「裏をかく」と言う慣用句が生まれたのです。

\次のページで「「裏をかく」の使い方・例文」を解説!/

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