「One man’s fault is another’s lesson.」
「ある者の過ちは他人にとっては教訓だ」ということわざです。「他山の石」のように「つまらないものでも」という由来もなければ、「薫陶を受ける」などのように「優秀な人から学ぶ」というニュアンスもありません。相手がどんな人かという点はフラットに、単に「他人の失敗から学べる」ことを指しています。
「learn from others’ mistakes」
日本語で「彼の失敗を他山の石とします」と言うように文の中で使うなら、「learn from others\’ mistakes」がいいでしょう。learnの直後に目的語をつけて「○○を学ぶ」のように使うこともできますよ。
「他山の石」を使いこなそう
この記事では「他山の石」の意味・使い方・類語などを説明しました。ご紹介したように、中途半端に聞きかじった慣用句を安易に使うと相手を怒らせてしまうこともありえます。しっかり由来や意味を把握して、使いこなしたいものですね。