体の仕組み・器官理科生物

3分で簡単「内分泌腺」重要なホルモンを分泌する器官について医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

3.内分泌腺とホルモン

3.内分泌腺とホルモン

image by Study-Z編集部

表は、代表的な内分泌腺とそこでつくられるホルモンをまとめていますよ。表のように、内分泌腺は視床下部、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、生殖腺(精巣、卵巣)、膵臓のランゲルハンス島(膵島)、松果体(左右大脳半球の間にある卵形の小体。内分泌器官の一つで視床の上部)がありますよ。表の松果体から分泌されるメラトニンは、最近では睡眠サプリでよく聞かれるホルモンですね。自然な眠りを促しますよ。あとは、「膵臓」の記事でも触れましたが、膵臓からは血糖値を上げるグルカゴン、血糖値を下げるインスリンというホルモンが分泌されていますね。血糖は、血中のブドウ糖のことですね。女性特有のホルモンは、ろ胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)がありますよ。月経周期はこの2つのホルモンのバランスによって決まっていますよ。

ホルモンのフィードバック調節

ホルモンのフィードバック調節

image by Study-Z編集部

ホルモンは微量でその作用を発揮します。状況によって、体内や体外の環境の変動によってその分泌量を調整しなければなりません。ホルモンにはフィードバック調節というものがありますよ。フィードバックには、内分泌腺から分泌されたホルモンは臓器に作用しますが、最初の分泌の指令を出した視床下部等にもどって(フィードバックされて)内分泌腺からのホルモンを抑制(負のフィードバック)したり、ホルモンの分泌を促成したりしますよ。例えば甲状腺から分泌されるチロキシンは負のフィードバックの働きをしますよ。正のフィードバックでは、生命物質の代謝や合成の産物(生成物)の蓄積増加に貢献していますよ。

特に負のフィードバックは、システムの恒常性を保つメカニズムとして重要ですね。

脳下垂体前葉と内分泌腺

まず、脳下垂体前葉と副腎皮質について見ていきましょうね。副腎は皮質と髄質に分けられますが、脳下垂体の支配を受けるのは皮質の方ですよ。副腎皮質からは、タンパク質からの糖の精製を促進し血糖濃度を高める作用のある糖質コルチコイドが分泌されますよ。次に生殖腺について説明しますね。脳下垂体前葉からは2種類の生殖刺激ホルモンが分泌され、これが生殖腺を刺激すると、精巣からは雄性ホルモン、卵巣からはろ胞ホルモンと黄体ホルモンが分泌されますよ。さらに前葉からは、黄体刺激ホルモンも分泌され、出産後乳腺に働きかけて乳汁の分泌促進などに働くのですよ。

からだのあらゆるところに存在しているホルモンを分泌する内分泌腺

私たちのからだの恒常性を保つためにホルモンが分泌されていて、そのホルモンは内分泌腺から分泌されていますよ。それらが特定の組織や器官に放出され、体内の諸活動を制御し影響を与えます。内分泌腺には脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、すい臓(ランゲルハンス島)、卵巣、精巣などがありましたね。どのホルモンがどの器官に作用するかは決まっていますよ。医療関係者はもちろん、医療関係者でなくても内分泌系について豊富な知識があると、いつまでも健康的な生活を送るために意識して生活するのではないでしょうか。内分泌腺とホルモンについて学習したら、今度は神経伝達物質について学習してみても良いかもしれませんね。

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