体の仕組み・器官理科生物

3分で簡単「内分泌腺」重要なホルモンを分泌する器官について医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

内分泌系とは

内分泌系とは、ホルモンを分泌する器官である内分泌腺や細胞の集まりのことを言うのですよ。また、内分泌系は内分泌液(ホルモン)を製造する器官(内分泌器)とそれを受け取る細胞があるだけで血管以外では接続されていません。内分泌器の共通の特徴としては、ホルモンを分泌する細胞が存在すること器官内に血管(特に毛細血管)が発達していること(分泌したホルモンは血液中に溶けだして全身を回るため)また、ホルモンの分泌量をその時の体に合わせた量に調節するので、その器官も別のホルモンの作用を受けることが挙げられますよ。化学物質であるホルモンは血流にのって血管網の中をゆっくり移動し、効果は長時間持続しますよ。

ちなみに、内分泌腺はもともとはヒトの胚の発生の段階では上皮だったのですよ。それが陥入してできたものなので、排出管はありません。ホルモンは直接体液中に分泌されますよ。

詳しくは「内分泌系」の記事をご参照くださいね。

2.ホルモンの調節について

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ホルモンとは、からだの特定の部位でつくられて体液中に分泌され、からだの他の部位に運ばれ、特定の組織や器官の活動に影響を与える化学物質なのです。ホルモンは内分泌腺でつくられて、直接体液中に分泌されますよ。さらに、ホルモンはタンパク質系とステロイド系に分類されますよ。ホルモンの特徴を5つおさえておきましょうね。

1.内分泌腺でつくられ、直接体液中に出る。

2.ごく微量で強いはたらきをする。

3.作用は即効的。神経と比べれば遅く、効果は神経よりも持続する。

4.特定の器官や細胞にのみはたらく。

5.脊椎動物の場合、動物の種が違っても、化学構造がよく似ており、同じような効果を持つ。→種特異性がない。

視床下部と脳下垂体

視床下部と脳下垂体

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多くのホルモンは、その分泌が脳によって調整されていますよ。その時に中心となるのが視床下部脳下垂体です。刺激が間脳に伝わると、視床下部の神経分泌細胞が刺激され、その細胞体で作られたホルモンが軸索の中を通って運ばれて末端から分泌されますよ。

脳下垂体は、頭蓋(ずがい)骨のほぼ中心にあり、額の奥(おく)約7cmのところにある小指の先ほどの小さな器官で、下垂体ともいいます。脳下垂体を大きく分けると、脳下垂体前葉(ぜんよう)と脳下垂体後葉(こうよう)の2つに分かれていますよ。

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