


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mimosa
もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。
1.ヒトの生命維持のための体の働き
内分泌腺について話を進める前に、「恒常性」と「内分泌系」について確認しておきましょうね。
こちらの記事もおすすめ

5分でわかる「肝臓の構造と機能」人体最大の化学工場を理系大学院生がわかりやすく解説! – Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン
恒常性とは

image by iStockphoto
内分泌腺について説明する前に、「恒常性」についてお話しますね。「恒常性」とはホメオスタシスとも言われていて、体内環境を一定に保つことです。恒常性には、腎臓、肝臓、循環系などの多くの器官が関係していますよ。また、自律神経系や内分泌系による調節を受けますよ。
「恒常性」のことについて詳しくは「組織液、リンパ液」の記事をご参照くださいね。
こちらの記事もおすすめ

「神経分泌細胞」っていったい何?普通の神経細胞じゃないの?現役講師が解説します! – Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン
\次のページで「内分泌系とは」を解説!/
次のページを読む