国語言葉の意味

【慣用句】「罅が入る」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「罅が入る」について解説する。

端的に言えば罅が入るの意味は「亀裂が入ること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本文学科卒の現役WEBライター、ヒマワリを呼んです。一緒に「罅が入る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ヒマワリ

今回の記事を担当するのは、日本文学科卒で現役WEBライターのヒマワリ。専攻は近代文学だが、古典文学からマンガまで幅広く読んでいる。受験生家庭教師の経験を生かして、慣用句「罅が入る」についてわかりやすく丁寧に説明していく。

「罅が入る」の意味や語源・使い方まとめ

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罅が入る」は(ひびがはいる)と読みます。「罅(ひび)」は、皆さんもよく知っている、陶器やガラスに入る亀裂のことです。では、慣用句としての「罅が入る」にはどんな意味があるのでしょうか。早速「罅が入る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「罅が入る」の意味は?

まず初めに、「罅が入る」の正確な意味を、辞書からの引用で確かめていきましょう。

1.ひびが生じる。
2.からだの内部に故障が起こったり、人間関係がまずくなったりする。

出典:新明解国語辞典(三省堂)「罅が入る」

それでは、まず「罅(ひび)」の意味から確認しましょう。「罅」とは、陶器やガラスなど固い物に衝撃などが加わった時にできる破損で、線のように見える細く裂けた傷です。一般的に「罅が入る」とは、ガラスや陶器などにヒビが生じることですね。しかし、慣用句としての「罅が入る」は、人間関係が何かのきっかけで上手くいかなくなること、また、心身に不調がある、と言う意味になります。主に、前者の人間関係に不和が生じることに使われることが多いでしょう。

「罅が入る」の語源は?

次に「罅が入る」の語源を確認しておきましょう。なぜ「罅が入る」が、人間関係の不和を意味するのでしょうか。

罅をイメージすると、もともと何の傷もなかったガラスや陶器に何かの衝撃が加わり、一瞬で割れ目が入るような様子が思い浮かびますね。人間関係の不和に用いる場合も、まさしくこのイメージです。仲が良かった者同士の間で何らかのトラブルが起こり、亀裂が入るように信頼関係が壊れてしまうことを、ピシリとひびが入る様子で比喩しています。人間関係は目に見えるものではありませんが、ぴったりの比喩表現ですね。

\次のページで「「罅が入る」の使い方・例文」を解説!/

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