タンパク質と生物体の機能理科環境と生物の反応生物

5分でわかる「内分泌系」を医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今日は、内分泌系について学習していくぞ。内分泌と聞いて一番にホルモンが思いつくだろうか。内分泌系を勉強するには、まず恒常性について知っておかなければならない。この記事では、恒常性から内分泌系にと深い関係がある自律神経にもふれるぞ。予習、復習のために「内分泌腺」の記事を読むと理解が深まるぞ。内分泌系について医学系研究アシスタントのライターmimosa(ミモザ)と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

mimosa0708

ライター/mimosa

もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

恒常性

image by iStockphoto

内分泌系について説明する前に、「恒常性」についてお話しますね。「恒常性」とはホメオスタシスとも言われていて、体内環境を一定に保つことです。体内環境を一定に保つことによって、気候変化によって厳しい体外環境でも生きていけるのですね。体内や体外の変化に応じて、体内の様々な細胞の調節をしなければなりません。恒常性には、腎臓、肝臓、循環系などの多くの器官が関係していますよ。また、自律神経系や内分泌系による調節を受けますよ。神経系や内分泌系は体内の情報伝達手段ですね。

「恒常性」のことについて詳しくは「組織液、リンパ液」の記事をご参照くださいね。

恒常性を保つ 内分泌系

内分泌系とは、ホルモンを分泌する器官である内分泌腺や細胞の集まりのことを言うのですよ。内分泌腺については、後ほど詳しく触れますね。また、内分泌系は内分泌液(ホルモン)を製造する器官(内分泌器)とそれを受け取る細胞があるだけで血管以外では接続されていません。 内分泌器の共通の特徴としては、ホルモンを分泌する細胞が存在すること器官内に血管(特に毛細血管)が発達していること(分泌したホルモンは血液中に溶けだして全身を回るため)また、ホルモンの分泌量をその時の体に合わせた量に調節するので、その器官も別のホルモンの作用を受けることが挙げられますよ。化学物質であるホルモンは血管網の中をゆっくり移動し、効果は長時間持続しますよ。

次のページを読む
1 2 3
Share:
mimosa0708