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【慣用句】「夢の通い路」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「夢の通い路」について解説する。

端的に言えば夢の通い路の意味は「夢の中の道、夢に見ること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

本の虫ライターのジュリアンソレルを呼んだ。一緒に「夢の通い路」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ジュリアン・ソレル

本の虫ライター。多い時だと月間30冊読破する。漢字や熟語、ことわざ、故事が好き。正確でロジカルな文章を用いる。記憶の定着には丸暗記よりも深い理解が大切であるとの観点から、語源や類義語まで幅広く派生し、関連語の習得も狙った解説を心がける。

今回は、慣用句「夢の通い路」をベースに、類語の「夢の浮橋」や英単語の「sleepwalk」などを意味や語源から例文までみっちり解説。

「夢の通い路」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「夢の通い路」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「夢の通い路」の意味は?

「夢の通い路」には、次のような意味があります。

1.夢の中の道。また、夢の中で行き来すること。夢に見ること。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「夢の通い路」

「夢の通い路」は「ゆめのかよいじ」と読み、単に「夢路(ゆめじ)」ともいわれます。

夢を見ることを道を行くのに例えて出来た言葉で、「夢路をたどる」とも。この「夢路をたどる」には「夢を見る」のほかに、「気持ちよく眠る」という意味も。また、「夢の中で恋しい人のもとに通う道」という特定の意味を持つ場合もあります。

「夢の通い路」の語源は?

次に「夢の通い路」の語源を確認しておきましょう。

この言葉の語源は前述のように、「夢を見ることを道を行くのに例えた」こと。平安時代の貴族、歌人である、藤原敏行(ふじわらのとしゆき)の和歌「住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ」にもみられるように、すでに平安時代には生まれていた言葉です。書家としても知られ、小野道風(おののとうふう)が三筆の一人である空海と並ぶほどと称した藤原敏行のこの和歌は、夢の中でさえ会いにきてくれない恋人への嫉妬を歌った和歌で、小倉百人一首にも選ばれています。また南北朝時代には、「夢の通い路物語」という作者不詳の長編悲恋物語も書かれました。

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