
「悪女の深情け」の使い方・例文
「悪女の深情け」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1. 彼女、普段の仕事はあっさり系だけど、恋愛になると結構貪欲(どんよく)で、ロックオンした男性には毎日メールを欠かさないそうだよ。ルックスに自信がない分、努力で恋愛をカバーするタイプだね。「悪女の深情け」と言われるとおり、時間が経つと男の方が重く感じて、うっとうしいと言われることもあると彼女、嘆いていたよ。
2.「悪女の深情け」はよく使われる言葉で不美人は嫉妬心が強いというけど、俺は偏見だと思うな。美人の中にも嫉妬心の強い人は多いし、見た目に自信のない女性の方が不器用で控え目で謙虚な性格の人も多いのじゃないかな?
例文では男性にとっては、重苦しくなる「悪女の深情け」の例と、嫉妬心を持つのは「悪女」だけでないことを例にしました。
「ありがた迷惑」
「悪女の深情け」は、「器量の良くない女性の方が情けが深く、ときにうっとうしいし、気持ちが重すぎる」と言う意味ですから、言い換えると「ありがた迷惑」になりますね。「ありがた迷惑」は「好意を示してくれるのはありがたいことだが実際は迷惑であること」、「相手がしてくれた好意をかえって迷惑に感じること」という意味になるのです。
ただ、「悪女の深情け」が器量に自信のない人の行動パターンを示す場合が多いのに対して、「ありがた迷惑」は異性との関係に限らず、誰からしてもらったことでも迷惑に感じる場合のすべてに使える言葉になります。
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