肉食動物の仲間
ここでどんな動物が肉食動物か紹介します。
ライオン
肉食動物といえばやっぱりライオンです。ライオンはネコ科の生き物で、オスの立派なたてがみが特徴。1日のほとんどを寝そべってゆっくりと過ごしています。その一方、狩りの時は獰猛に活動しているのですね。
ライオンは動物園では5㎏分ほどの鶏肉や牛肉を食べています。
トラ
トラはライオンと同じくネコ科で、ネコ科最大の動物です。黄色の体に入った黒い縞模様が特徴。トラが縞模様である理由は、やぶなどに溶け込みやすいからです。単独で狩りを行い、茂みに価格れながら獲物を狙います。鋭いかぎ爪が、トラの武器です。
シャチ
かわいい見た目に反して獰猛なシャチ。なんとサメやクジラも食べてしまいます。そのため、海洋系での食物連鎖の頂点に立つ生き物とされているのです。
ちなみにシャチは哺乳類で、高い知能を持っていると言われています。獰猛なイメージの一方、無駄な狩りはせず人間に危害を加えた事例もじゃれようとした、仲間に危害を加えたことへの復讐ではないかと考えられているのです。肉食動物の体の作りをしていて力加減ができていないだけで、本当はシャチも人間と仲良く暮らせる生き物なのかもしれませんね。
肉食動物の体の特徴
肉食動物の体の特徴を草食動物、雑食動物と比較しながら解説していきます。
目はどんなふうについてる?
肉食動物は動いている獲物を捕まえる必要があります。そのため、肉食動物は獲物までの距離を正確に測る必要があるのです。例えばヒトも、片方の目をつぶると距離感が鵜かしくなってしまいます。肉食動物は2つの目でしっかりと獲物を捕らえ、距離感を感じ取っているのですね。
一方の草食動物。草食動物は肉食動物に襲われる側となります。そのため草食動物は肉食動物に襲われることに備えて周囲への注意を怠ることはできません。そのため草食動物の視野は300度以上の広範囲となっています。ちなみにヒトの視野は200度程度、肉食動物はそれよりも少し広い程度です。
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