国語言葉の意味

【慣用句】「心を尽くす」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

「心を尽くす」の使い方・例文

「心を尽くす」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.千利休の茶道哲学から、一番大切なことはお客様に心を尽くすことだとわかった。

2.当時は治療困難とされたにもかかわらず完治したのは、医師や看護師が手を尽くし、家族が看病に心を尽くしたおかげだ。

3.心を尽くしたサービスとは、ふとした会話やわかりやすい文字で表示することなどがあり、物質的に高価なものや高機能なものを使っているということではない。

いずれの例文も、心のうちにある思いや真心について、自身ができることにおきかえて実際の行動としたものです

例文1.は、わび茶の完成者として知られる千利休の教えを学んでいると、相手に真心をもってもてなすことで心を通わせることができるとわかったということを表しています。例文の2.では、治る見込みが低いとされていた病に冒されたが、病院や家族のおかげで克服することができたという文です。最後の例文は、もてなしの気持ちを感じるサービスは、お金をかければいいというものではないという内容になっています。

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ここまで、「心を尽くす」の意味や語源、使い方について解説してきた。「心を尽くす」は「心尽くし」としても同じ意味で使うことができるぞ。しかし、「お心づくしに感謝いたします」などとして使う場合は「づくし」とひらがなで書くのが一般的だ。

「心を尽くす」の類義語は?違いは?

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それでは、「心を尽くす」の類義語についての説明です。似た意味となっている慣用句について、一緒に詳しく見ていきましょう。

「丹精する」

「心を尽くす」の類義語には、「丹精する(たんせいする)」があります。意味は、心を込めて物ごとをすることです。また、「丹精な」という言い方で形容動詞として使うこともできます。ほかに「丹誠」と書くと、「まことの心、真心、丹心」などを表して名詞として使うのが一般的です。

「心を尽くす」とは意味はほぼ同じですが、「心を尽くす」の対象が基本的には人であるのに対して、「丹精する」は「丹精して育てた野菜」など人以外にも使われます。

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yamato810