国語言葉の意味

【慣用句】「骨抜きにされる」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師が解説!

「骨抜きにされる」の使い方・例文

「骨抜きにされる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

・日頃から彼女が欲しいと言っているあの男性だが、セクシーな女性を見るとすぐに骨抜きにされてしまって、それが特定の相手ができない理由なんじゃないかと思う。

・恋愛テクニック講座なるものに参加した私は、萌えや癒しでメロメロになる、骨抜きにされるような男性を彼氏にするのがコツです、と言われて唖然とした。

・信念を持って進めていた最高のプロジェクトだったのに、スポンサーからの様々な抵抗や口出しを受けて骨抜きにされてしまい、すっかり魅力を感じられないものになってしまった。

人のやる気や、物事の中心にあった大切なものが失われる」というニュアンスが伝わりますでしょうか。

この言葉が登場するシーンとして、例文の一、二番目のような「恋愛」に関する場面が数多くあります。それも特に、男性が魅力的な女性に心酔・夢中になってしまうことを指す場合が多いでしょう。

その結果、言いなりになったり他のことに集中できなくなったりする様子を「骨抜き」と称するのですね。そんな姿からは、「男性の女性への弱さ」または「男性をたぶらかす悪女」といった意味合いまで読み取れるかもしれません。

例文三番目のように「計画が駄目になってしまった」場合は、「落胆や強い無念」を感じることもあるでしょう。この慣用表現が使われている意図まで、しっかりと読み取るようにしてくださいね。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

「骨抜き」とだけ言った場合、男性がメロメロにされてしまうことを想像する人は多いだろうな。他の意味もしっかり押さえておこう。

「骨抜きにされる」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

「骨抜きにされる」の類義語は「陶酔する」「形骸化」などがあります。

「陶酔する」「形骸化」

「陶酔する」は、「気持ちよく酔うこと、うっとりしてしまうこと」。「誰々に陶酔している」と言えば、その人に「骨抜きにされている」とほぼ同じ意味になります。「陶酔」には判断力が無いというニュアンスは少なく、「尊敬」などプラスの意味もあることを押さえておきましょう。

「形骸化する」は、「中身が失われて外側だけ残っている状態にすること」。まさに「骨抜き」状態ですが、こちらは人ではなく、計画や案などの中身がなくなってしまうことを意味しています。「形だけ」や「表面的」と、ややネガティブさを感じさせる言葉です。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: