理科環境と生物の反応生物

3分で簡単「膵液」と「リパーゼ」医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。我々は毎日食事をし、からだに栄養素を吸収して健康に生活できている。食べたものはどのように体内で吸収しているのか。様々な栄養素があるが、今回はその中でも「脂質」について見ていくぞ。「脂質」は体内でどのように分解されて体内で吸収されるか興味深いな。このことについて 医学系研究アシスタントのライターmimosa(ミモザ)と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mimosa

もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

からだに必要な栄養素

image by iStockphoto

ヒトが必要な栄養素は炭水化物、脂肪、たんぱく質、無機塩類(ミネラル)、ビタミンの5種類があります。そのうちの炭水化物、脂肪、タンパク質の3種類は三大栄養素と言って特に大量に必要な栄養素です。ミネラルとビタミンは副栄養素と言って、少量の摂取で良いのですが、それぞれからだの調節作用と関係が深いのです。

三大栄養素

上記でふれた五大栄養素の内で特に大量に必要な炭水化物、脂肪、たんぱく質の三大栄養素について説明しますね。まず一つ目が「炭水化物」ですよ。主にエネルギー源として使われます。二つ目に「脂肪」です。脂肪と聞くと、不要なもののイメージがあるかもしれまんせんが、貯蔵のできるエネルギー源として重要なのですよ。 三つ目は「たんぱく質」です。エネルギー源としても使われますが、細胞の構成成分としてもまた、酵素の主成分としても重要ですよ。たんぱく質の中には、体内で合成できない必須アミノ酸があります。これらは食物として体内に取り込む必要がありますよ。

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必須アミノ酸は、バリン、イソロイシン、ロイシン、リジン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジンの9種類だぞ。

副栄養素

副栄養素の中でまず、ミネラルについて説明しますね。鉄(Fe)は血液中のヘモグロビンの主な成分ですよ。カルシウム(Ca)は歯や骨以外にも血液凝固にも関わっていますよ。ナトリウム(Na)は体液濃度の調節、活動電位の発生、カリウム(K)は活動電位の発生、体液濃度の調節に関わっています。

次はビタミンについて説明しますね。ビタミンは種類が多いので、簡単に説明しますね。主なヒトのビタミンは、ビタミンA、B群、ナイアシン、C、D、E、Kです。その中でも大きく水溶性と脂溶性の二つに分かれます。水溶性はビタミンB1、 B2、 B6、 B12、C、ナイアシンであり、そのほかのものは脂溶性(油に溶ける)となっています。

脂質とは

炭素、水素、酸素の3元素から成り立っていますが、炭水化物に比べて酸素が少なく、リンや窒素を含むものも。脂質は、ホルモンは細胞膜などの構成成分として生物体内で利用され、さらにビタミンA、D、Eなどの脂溶性ビタミンの腸からの吸収を助ける働きをしています。

\次のページで「脂肪の代謝」を解説!/

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