国語言葉の意味

歌舞伎が語源?「幕が下りる」の意味・例文・類義語などを日本放送作家協会会員が解説

「幕切れ」:終結

芝居が一段落して幕が閉まること「幕切れ」と言います。そこから転じて、「物事の終わり」「終結」の意味を表すようになりました。「あっけない幕切れとなった」とか「意外な幕切れを迎えた」という使い方をします。

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「ちょんになる」「木が入る」:拍子木を打つ

舞台が語源となっている言葉はまだあります。たとえば「ちょんになる」とは何のことでしょう。「ちょん」とは拍子木の音のこと。芝居の幕切れに拍子木を打つことから「ちょんになる」「物事がいきなり終わりになる」ことを意味します。ほかに解雇されるという意味もありますよ。「木」は拍子木のことで、「木が入る」も「物事がいきなり終わる」という意味です。

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「けりがつく」「ピリオドを打つ」など:文章の終わり

「幕が下りる」は「物事が終わること」ですが、単純に終わるという以外にもまだニュアンスのある表現があります。「けり」は助動詞のひとつ。短歌や俳句が「けり」で終わることが多いことから、「けりがつく」「結末がつく」という意味になりました。「けりをつける」という使い方もしますね。

「ピリオド」は英文などの文章の終わりに打つ点のこと。そこから「ピリオドを打つ」「終わりにする」という意味で使われるようになりました。「終止符を打つ」ともいいますね。

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定式幕や緞帳以外にも、歌舞伎ではさまざまな幕が使われているぞ。「浅葱幕」は水色の幕で、場面の転換を印象的に見せる演出に使われる。「道具幕」は、波や塀などの風景が描かれており、次の場面の準備中に観客の注意を引き付けておくものだ。「消し幕」は舞台上で死んだ人物が退場するときに隠す幕だ。

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「幕が下りる」の反対語

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つぎに「幕が下りる」の反対語を見てみましょう。

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