
「幕が下りる」の例文
次に「幕が下りる」を使った例文を見てみましょう。
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1.姉夫婦に誘われて、姪っ子姉妹が出場する運動会を今年初めて見に行った。最後の種目リレーは、姪たちの赤組が白組に圧勝して、競技の幕が下りた。作っていった唐揚げが人気で、来年も見に来てほしいと言われた。
2.人質をとって20時間以上もアパートで立てこもりを続けた犯人だったが、わずかな隙をついて警察が突入し、取り押さえられた。あっけなく事件の幕が下りた。
3.江戸時代から続く老舗だったが、時代の波に逆らえず、ついにその長い歴史の幕を下ろした。
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最初の例文は、競技が終わったという意味ですね。2番目の例文は、「幕が下りる」を事件が終わりになったという意味で使っています。「下りる」は自動詞ですが、対応する他動詞は「下ろす」です。「幕を下ろす」も同じ意味で使われます。3番目は「幕を下ろす」を使った例文ですよ。
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「祈りの幕が下りる時」を知っているか。東野圭吾原作の長編推理小説で、2014年には第48回吉川英治文学賞を受賞している。映画化もされているぞ。タイトルの意味を考えながら、鑑賞してほしい作品だ。
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「幕を引く」「幕を閉じる」:終わりになる
三色縦縞の定式幕は、歌舞伎を象徴するデザインですね。中村座、市村座など、座ごとに配色と並び順が違いますが、現在歌舞伎座で使われているのは森田座のものといわれていますよ。
歌舞伎では、定式幕は舞台下手から上手に向かって開き、上手から下手に引いて閉じます。ちなみに文楽は逆です。「幕を引く」は幕を横に引いて閉じることで、「幕が下りる」と同じように物事が終わりになることを表すようになりました。「幕を閉じる」は、緞帳でも定式幕でもどちらでも使えますね。
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