
この言葉の代表的な英訳は「black company」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
アメリカの州立大学を卒業したライターりおを呼んです。一緒に「ブラック企業」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/りお
アメリカの州立大学を卒業し、演劇で様々な英語表現を学んだ。アメリカでは小学生の特別支援の先生も経験し、英語だけでなく、教育上での英会話手話の基礎も経験。
「ブラック企業」の意味と使い方は?
それでは、「ブラック企業」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「ブラック企業」の意味
「ブラック企業」には、次のような意味があります。
労働条件や就業環境が劣悪で、従業員に過重な負担を強いる企業や法人。長時間労働や過剰なノルマの常態化、セクハラやパワハラの放置、法令に抵触する営業行為の強要といった反社会的な実態がある。ブラック会社。→ホワイト企業
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「ブラック企業」の使い方・例文
次に「ブラック企業」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1. ブラック企業の多くは、社員が上司に逆らえずどんな状況でも業務が終わるまでは残業代無しで働かなければなりません。
2. ブラック企業の労働者は、過酷な作業を毎日続けても、給与も上がらずに生活が困難になってしまいます。
3. ブラック企業の多くは入社は簡単だが、明確な勤務時間や給料、仕事内容などの情報は無く想像と異なる事が多くあります。
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