国語言葉の意味

【慣用句】「押しが強い」の意味や使い方は?例文や類語を文学部卒の校正者兼ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「押しが強い」について解説する。

端的に言えば押しが強いの意味は「強引に押し通す」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本文学科出身で事務職を経て現在はライター業のかたわら校正もしているjasminを呼んだ。一緒に「押しが強い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/jasmin

日本文学を専攻し事務職を経て現在は校正者兼ライター。正しく美しい日本語を追求している。買い物に行くとどちらかといえば人気商品に弱く必要のないものをつい買ってしまうらしいが、今回は「押しが強い」について説明していく。

「押しが強い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「押しが強い」の意味や使い方を見ていきましょう。

「押しが強い」の意味は?

「押しが強い」には、次のような意味があります。

1.自分の意思通りに強引に事を運ぼうとする。転じて、あつかましい。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「押(お)しが強・い」

「押しが強い」という慣用句は普段でもよく使われており、あくまでも自分の主張を通そうと強固な態度を示したりずうずうしいことや厚かましいと行ったことを表現していて、面倒な人のイメージがあります。こんな性格の人をみなさんどこかで見かけたことがあると思いますが、わがままな人は別名「押しの強い」人と言われていますね。

「押しが強い」人は性格的なこともあると思いますが強固たるものを内面に持ち、それに基づいて行動しているのです。単語の「押し」だけでも同様に無理やり自分の意志を通そうとする人やその力という意味を持ち、自分の意志を無理にでも通してしまうような強い意志を持っている人が想像できます。

「押しが強い」の使い方・例文

「押しが強い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「押しが強い」の類義語は?違いは?」を解説!/

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