国語言葉の意味

【慣用句】「聞きしに勝る」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「聞きしに勝る」について解説する。

端的に言えば「聞きしに勝る」の意味は「推測していた以上に程度がはなはだしいさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んだ。一緒に「聞きしに勝る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「聞きしに勝る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「聞きしに勝る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「聞きしに勝る」の意味は?

「聞きしに勝る」には、次のような意味があります。辞典で正確な内容をチェックしましょう。

1.聞いて予想していた以上に程度がはなはだしい。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「聞きしに勝る」

「聞きしに勝る(ききしにまさる)」とは「評判やうわさで聞いた以上なさま」という意味。旅行の計画中。ガイドブックを見ながら想像を膨らませているときはウキウキ・わくわくしますよね。ガイドブックに載っていた写真よりも実際に見た眺望が美しい。グルメサイトの情報よりも素敵なお店だった。このように、「聞きしに勝る」は「あらかじめ思っていたよりも程度が高い状況」を表す慣用句なのです。

「聞きしに勝る」の後ろには「聞きしに勝る美女」のように「名詞」を置くことがポイント。特徴を理解し正しく使えるようにしましょうね。

「聞きしに勝る」の語源は?

次に「聞きしに勝る」の語源を確認しておきましょう。「聞きしに勝る」の「聞き」は動詞「聞く」の連用形で「音・声・評判を耳にすること」の意。「聞きし」の「し」は、過去を表す文語(ぶんご)の助動詞「き」の連体形です。

ここでの「勝る」は「他のものよりも程度が上である」という意味を示していますよ。このような言葉が組み合わさって「聞きしに勝る」=「耳にしていた評判よりも程度が高いさま」を表しているのですね。

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