国語言葉の意味

【慣用句】「雷が落ちる」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「雷が落ちる」について解説する。

端的に言えば雷が落ちるの意味は「目上の人にとても怒られること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

小説や記事の執筆など、言葉に多く携わっている中低青黄を呼んだ。一緒に「雷が落ちる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/中低青黄

大学生ライター。大学生活を送る傍ら、PR会社にて記事の添削・校正などを担当。また、高校生の頃から小説をはじめとした書籍を多数通読。小説の執筆や記事の作成なども行っている。

「雷が落ちる」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「雷が落ちる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「雷が落ちる」の意味は?

「雷が落ちる」には、次のような意味があります。

・目上の人に大声でどなられてしかられる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「雷が落ちる」

目上の人にこっぴどく叱られる意味を持つ「雷が落ちる」。2020年現在でもその表現が使われる機会は頻繁ではないにせよ、某国民的アニメで主人公が先生に怒られるシーンでは先生の背景に稲妻が走っているなど、雷と怒りは関連づけて考えられているように思えますね。

雷は落ちる時に物凄い大きな音と被害をもたらします。その凄まじい様子を怒りの強さにたとえているわけですね。

「雷」の語源は?

「雷が落ちる」は人が怒る様子を落雷の激しさになぞらえた慣用句であることを説明しました。では、よりこの表現を理解するために「雷」の語源について紹介させていただきます。

その昔天気や気象、自然災害の多くは原因が不明であったために、神様のせいであるとされていました。雷もそのひとつ。そもそも雷は「神鳴り」が語源となっていると言われています。そのなの通り雷は神様によって引き起こされた現象であり、神様の怒りの表現であるとされていました。

日本の雷を起こした神様

日本において、雷を起こす神様は「雷神(らいじん)」と呼ばれていました。雷神は鬼のような姿をしているとされ、背後にある小さな太鼓を用いて雷を引き起こしていたと言われています。

また、その雷神になぞらえて語られた人物もいるのです。それは、菅原 道真。「学問の神様」と呼ばれた偉人です。彼が死んでからしばらくの間落雷が続き、それが彼の祟りであると考えられたことから彼はそのように呼ばれました。

また、その際に雷が落ちなかった彼の領地の名前が「桑原」出会ったことから神の祟りが静まることを願う際に「くわばら、くわばら」と言われるようになったのです。

「雷が落ちる」の使い方・例文

「雷が落ちる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。…などと文章を始めてください。

1.普段は温厚な塾の先生だったが、宿題を3回連続でまったくやっていかなかったらとうとう雷が落ちた。
2.弟のあまりの放蕩(ほうとう)息子ぶりに父の雷が落ちた。

「雷が落ちる」という慣用句は立場が上の者から下のものに対して怒りが振り下ろされるという構造があると前述しました。雷は空(上)から地上(下)に落ちていくものですから。

こちらの例文でもそのような構造が表れているのです。例文1では塾の生徒という立場が下の者が立場が上の先生に「宿題を3回連続でやらなかった」ことを原因にして怒られています。

例文2でも同様に、放蕩、つまり遊び呆けていたことが原因で弟が立場が上の父に叱られていますね。このように、「雷が落ちた」という表現を使用するには関係の上下と、怒られる原因のふたつの要件が必要であることがわかるでしょう。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

怒られる原因が文中にあることは必ずしも必須ではないが、あることでより受け手が違和感を感じなく、納得して文章を読み取ることができるぞ。

「雷が落ちる」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

「雷が落ちる」は「目上の人から強く怒られること」を意味する表現でした。では、それと同様の意味を表す表現にはどのようなものがあるのでしょうか。

次のページを読む
1 2 3
Share: